体感するモンゴル現代史
著者の萩原先生より拝領。萩原先生ありがとうございました。
個人的には,社会主義時代と自由化以降をまたいだモンゴルの研究状況の対比が面白かった。
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Müller, F. W. K. 1908: Uigurica I. APAW 1908, Nr. 2.
Müller, F. W. K. 1910: Uigurica II. APAW 1910, Nr. 3.
Müller, F. W. K. 1931: Uigurica IV. APAW 1931, Nr. 3.
Müller, F. W. K. 1915: Zwei Pfahlinschriften aus den Turfanfunden. APAW 1915, Nr. 3.
Le Coq, A. von 1908: Ein manichäisch-uigurisches Fragment aus Idiqut-Schahri. SPAW 1908, pp. 398-414.
Le Coq, A. von 1911: Türkische Manichaica aus Chotscho I. APAW 1911, Nr. 6.
Le Coq, A. von 1919: Türkische Manichaica aus Chotscho II. APAW 1919, Nr. 3.
Le Coq, A. von 1922: Türkische Manichaica aus Chotscho III. APAW 1922, Nr. 2.
Bang, W. / A. von Gabain 1929: Türkische Turfan-Texte I. Bruchstücke eines Wahrsagebuches.
Bang, W. / A. von Gabain 1929: Türkische Turfan-Texte II. Manichaica.
Bang, W. / A. von Gabain 1930: Türkische Turfan-Texte III. Der große Hymnus auf Mani.
Bang, W. / A. von Gabain 1930: Türkische Turfan-Texte IV. Ein neues uigurishces Sündenbekenntnis.
Bang, W. / A. von Gabain 1931: Türkische Turfan-Texte V. Aus buddhistischen Schriften.
関西の某書店に古代ウイグル関係書が出回っていると某先生が情報を下さり,その翌日に届いた目録から注文。
いずれもかなりくたびれた抜刷類であったが,なかには朱筆の書き込みもあり,さらには蔵書印も押されている。
なんと,羽田亨先生または羽田明先生の旧蔵品だったらしい。
どのような経緯で書肆に出ることになったかは知り得ないものの,こういうものを一介の田舎者が手許に置くのは何やら気が引ける.....
ともあれ,これまで手許にあった Ergebnisse der Deutschen Turfan-forschung I-II のコピー製本は,ScanSnapに通してPDFにするため分解することに。
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Raschmann, S.-Chr. / J. Wilkens (eds.) 2009: Fragmenta Buddhica Uigurica. Ausgewählte Schriften von Peter Zieme. Berlin.
ツィーメ先生のウイグル語仏教文献に関する論考38本を集成したKleineschrfitenがついに刊行。
"Sūtras und Aussprüche", "Sünden und Höllen", "Erzählungen und Hagiographien", "Esoterisches und Tantrisches", "Kolophone und Daten" の5部構成に関連する論文がまとめられており,参照の際の便宜は多大。
Raschmann,Wilkens両先生のご尽力に敬意を表したい。
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Di Dosmo, N. / A. J. Frank / P. B. Golden (eds.) 2009: The Cambridge History of Medieval Inner Asia: The Chinggisid Age. Cambridge.
Abdurishid Yakup 2009: Alttürkische Handschriften, Teil 15: Die uigurische Blockdrucke der Berliner Turfansammlung, Teil 3: Stabreimdichtungen, Kalendarisches, Bilder, Unbestimmte Fragmente und Nachträge. Stuttgart.
前者の公刊はかねて予告されていた通り。ただし,Martinez論文のタイトルに若干変更あり。
後者のカタログは先月のロシアでの報告とも関連するかと思っていたが,暦占関係は1点だけだった。準備中の報告論文に大きな訂正を加えずに済むのは何よりだが,ミッシングリンクを解いてくれるような新資料も出てきて欲しい。
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『西北出土文献研究』7, 2009.
『西北出土文献研究』2008年度特刊, 2009.
『長沙呉簡研究報告』2008年度特刊, 2009.
これも内陸アジア出土古文献研究会で拝領.
關尾先生ありがとうございました.
最初のものは Marginal Notes & Marginalia に目次あり.
特に榮新江論文で扱われた新出西ウイグル時代漢文文書は,昨秋の国際吐魯番学会でその存在は知っていたものの,衝撃的な内容.
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Biran, M. 2008: Diplomacy and Chancellery Practices in the Chagataid Khanate: Some Preliminary Remarks. Oriente Moderno 88, pp. 369-393.
土肥 義和 1996:「敦煌遺書封閉の謎をめぐって」『歴史と地理』486, pp. 32-33.
土肥 義和 2002:「大宋の道圓三蔵と西域旅行」『國學院雑誌』103-1, pp. 32-33.
土肥 義和 2007:「宋都,開封の繁塔について」『國學院雑誌』108-8, pp. 34-35.
土肥 義和 2008:「敦煌文書をめぐる堀敏一先生の思い出」『明大アジア史論集』12, pp. 1-13.
土肥 義和 2009:「曹氏帰義軍後期,敦煌管内仏教教団の写経事業記録の分析」『敦煌・吐魯番出土漢文文書の新研究』東洋文庫,pp. 447-488.
川口 琢司 2008:「ティムールとトクタミシュ」『北海道武蔵女子短期大学紀要』40, pp. 125-155.
Kondo N. 近藤 信彰 2009: Shi'i 'Ulama and Ijaza during the Nineteenth Century. Orient 44, pp. 55-76.
守川 知子 2009:「バイエルン州立図書館所蔵 Cod. pers. 431写本をめぐって」『東方学』117, pp. 179-157.
長峰 博之 2009:「「カザク・ハン国」形成史の再考」『東洋学報』90-4, pp. 01-026.
西村 陽子 2008:「唐末五代の代北における沙陀集団の内部構造と代北水運使」『内陸アジア史研究』23, pp. 1-24.
西村 陽子 2009:「唐末「支謨墓誌銘」と沙陀の動向」『史学雑誌』118-4, pp. 1-38.
西村 陽子・大西 磨希子・北本 朝展 2007:「Google Earthを利用したシルクロード古地図の解析」『人文科学とコンピュータシンポジウム論文集』情報処理学会シンポジウムシリーズVol.2007, No. 15, pp. 155-162.
小沼 孝博 2009:「ジューンガルの支配体制に関する基礎的検討」窪田順平・承志・井上充幸(編)『イリ河流域歴史地理論集』松香堂,pp. 33-63.
高松 洋一 2009:「18世紀末オスマン朝官僚機構における文書処理の一実例」『明大アジア史論集』13, 51-76.
辻 正博 2008:「西晋における諸王の封建と出鎮」笠谷和比古(編)『官僚制と封建制の比較文明史的考察』(公家と武家IV)思文閣出版,pp. 275-292.
辻 正博 2008:「天聖「獄官令」と宋初の司法制度」大津透(編)『日唐律令比較研究の新段階』山川出版社,pp. 5-31.
孟 彦弘 2009:(辻正博訳)「唐代の「副過所」及び過所の「副白」「録白案記」辨析」『東方学』117, pp. 192-211.
山本 明志 2009:「チベットにおける站赤の設置」『日本西蔵学会会報』55, pp. 3-13.
吉田 章人 2006:「魯の三桓氏の世族化と権力掌握について」『東海史学』40, pp. 17-40.
吉田 章人 2007:「日本における近年の春秋史研究の現状と課題」『歴史学研究』830, pp. 35-43.
張 惠明 2007:「俄國艾爾米塔什博物館的吐魯番収藏品」『敦煌吐魯番研究』10, pp. 221-243.
張 惠明・魯多娃 (M. P. Rudova)・普切林 (K. N. Pchelin) 2007:「艾爾米塔什博物館所藏的俄國吐魯番考察隊収集品簡目」『敦煌吐魯番研究』10, pp. 245-294.
張 娜麗 2009:「吐魯番本『爾雅注』について」『敦煌・吐魯番出土漢文文書の新研究』東洋文庫,pp. 365-389.
岩手大学への出講直後に東文研の Turko-Mongol Rulers国際会議,翌週末には再上京して東洋文庫内陸アジア出土古文献研究会での報告,シルバーウィークは研究室内の耐震補強工事(に伴う室内整理(;)),その後は急遽月末までに脱稿せねばならなくなった拙稿,そして新学期の準備など,連日のように用件が目白押しで,ほぼ1ヶ月間blogを放置していました.
この間,諸処で上記のような抽印類を頂戴しました.著者のみなさん,まことにありがとうございました.
特に,守川知子先生のご論文は,今年度の東方学会賞を受賞されたとのことです.あわせてお祝い申し上げます.
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ご推挽を得て,今年度から東洋文庫の客員研究員になったので,関係の出版物のいくつかを頂戴している.
標記のものもその一つで,東洋文庫における研究プロジェクトや研究員(専任・兼任・客員)の活動状況が載る.
論文が載っているわけではないが,僻地にいては知り得ない研究動向に触れることができて有難い.
しかし研究員の活動報告に目を通すと,諸先生の健筆ぶりに瞠目させられる.こういう水準でなければ,「研究を頑張っている」とは言えないのでしょうなあ....
現在の作業が遅遅として進まないところで,いささか落胆したのであった.
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岸本 美緒 2009:「「中国」の抬頭──明末の文章書式に見る国家意識の一側面──」『東方学』118, pp. 1-21.
齊藤 茂雄 2009:「唐代単于都護府考──その所在地と成立背景について──」『東方学』118, pp. 22-39.
梅原 郁 2009:「日本と中国の出土銭──北宋銭を中心として──」『東方学』118, pp. 40-60.
林 桂如 2009:「余象斗の日用類書『三台萬用正宗』と小説『北遊記』『南遊記』について」『東方学』118, pp. 61-79.
池田 温 2009:「王永興教授 追悼文」『東方学』118, pp. 134-139.
など.
岸本論文を拝読して,モンゴル時代の各言語・各種文書における抬頭についても(私ではない誰かが)整理してくれないものかと.
齊藤論文はこれまた新出墓誌に基づくもの.
王永興先生の『敦煌經濟文書導論』は,敦煌文書だけでなくトゥルファン文書も広く扱われており,漢文文書とウイグル語文書の内容比較を考えていた院生時代に座右に置いていたものだった.ついに拝眉の機会はなかったが,ご冥福をお祈りする.
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森本 一夫 2009:(編)『ペルシア語が結んだ世界』北海道大学出版会.
目次はこちら.
編者の森本先生に加えて,近藤信彰・矢島洋一・磯貝謙一・菅原睦・川口琢司・中西竜也・真下裕之の各氏がご寄稿.
特に磯貝論文・菅原論文・川口論文・真下論文はテュルク語にも関説する点が多い.
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吉村 大樹 2009:『トルコ語のしくみ』白水社.
「新書みたいにスラスラ読める! 文法用語や表に頼らない、大評判の画期的入門シリーズ」という売り文句に誘われて購入.感慨深いのは,学部時代に現代トルコ語の授業でお世話になったKâmil Toplamaoğlu先生が,付属CDの吹き込みを担当されていること.
「ヨネヤマは酒を飲んで友達とケンカした」というようなオモシロ会話文ばかりで,あまり真面目に勉強してはいなかった(それが今になってたたっているのだが....)ことを思い出して懐かしい.
まずはCDをiTunesに取り込んでBGMにすることに.
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孟 憲實 2009:『敦煌民間結社研究』北京大學出版社.
余 太山 2009:『早期絲綢之路文獻研究』上海人民出版社.
芮 傳明 2009:『東方摩尼教研究』上海人民出版社.
阪大のI君は当然最初のものを読み込んでいるだろうから,そのうちここにコメントをくれることを期待.
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岩尾 一史 2007:「キャ制(rkya)の研究序説」『東方学』113, pp. 118-103.
岩尾 一史 2007:「チベット支配下敦煌の納入寄進用リスト」『敦煌写本研究年報』1, pp. 165-189.
Iwao, K.(岩尾一史)2008: On the Old TIbetan khri-sde. 『西域歴史語言研究集刊』1, pp. 209-226.
Iwao, K. / N. Hill / Ts. Takeuchi (eds.) 2009: Old Tibetan Inscriptions. Tokyo.
抽印・影印・ご高著を拝領.岩尾さんありがとうございました.
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藤原 崇人 2009:「契丹(遼)の授戒儀と不空密教」荒川慎太郎・高井康典行・渡辺健哉(編)『遼金西夏研究の現在』2, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所,pp. 1-23.
森部 豊 2009:「唐末・五代・宋初の華北東部地域における吐谷渾とソグド系突厥」荒川慎太郎・高井康典行・渡辺健哉(編)『遼金西夏研究の現在』2, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所,pp. 25-48.
臼杵 勲 2009:「金上京路の北辺」荒川慎太郎・高井康典行・渡辺健哉(編)『遼金西夏研究の現在』2, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所,pp. 49-71
武田 和哉 2009:「契丹国(遼朝)の上京臨潢府故城の占地と遺構復元に関する一考察」荒川慎太郎・高井康典行・渡辺健哉(編)『遼金西夏研究の現在』2, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所,pp. 73-102.
出版元のAA研から拝領.おそらくは編者の荒川慎太郎先生のご高配によるもの.荒川先生,また編者の皆様,ありがとうございました.
藤原論文は先般抽印を拝領ずみ.
森部論文で扱われる吐谷渾とソグド勢力との関係については,やはり今春提出の卒論で『五代史』安重栄伝から考えさせたところだった(むろん正史だけでは詰め切れないのは承知の上だったが).
五代・遼・金の研究では,もはや石刻資料の利用が必須ということをあらためて実感する.
そのためには正史の漢文ごときでアゴを出させないようなトレーニングをしなければなるまい(が,学生にはアカハラと訴えられるだけかも....)
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原 宗子 2009:『環境から解く古代中国』大修館書店.
匈奴や五胡さらには玁狁(ケンイン)など遊牧勢力に関係する話題も多く,示唆に富む.
ひるがえって,中央アジア史でもこのような環境史の叙述は可能だろうか?
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藤原 崇人 2009:「契丹(遼)の授戒儀と不空密教」『遼金西夏研究の現在』2, pp. 1-23.
抽印を拝領.藤原さんありがとうございました.
契丹の不空密教ということは,またもソグドとの関係に発展していくのだろうか.
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工藤 寿晴 2009:「遼許従贇墓誌銘考釈──燕雲地域獲得直後における雲州の様相を考察する手掛かりとして──」『白山史学』45, pp. 107-141.
抽印を拝領.工藤さん,ありがとうございました.
墓主の妻がソグド武人勢力出身という推定は面白い.
今年卒業したゼミ生の1人は,当初遼代のソグド人を扱おうとしたのだが,『遼史』からは十分なデータを見つけられず方針を変更したのだった.
やはり墓誌銘まで手広く探さなければ,この問題は解けないということだろう.
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Sims-Williams, N. 2007: Bactrian Documents from Northern Afghanistan II: Letters and Buddhist Texts. London, 2007.
Pelliot, P. 2008: Carnets de route 1906-1908. Paris.
渡米直前に来店のうえ注文していたもの.
前者は第1巻の半値程度で,思わず「この値でイイノデスカ」と聞きそうになった.それくらい日本では使う人がいないということなのだろうか.Webcatでも現時点では阪大にしか所蔵されていないようだが....
後者はPelliotの中央アジア調査旅行ノートの翻刻.こちらも現時点では京大のみ.
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恒例の「回顧と展望」号.
内陸アジアは武田和哉・村上信明,隋・唐は平田陽一郎,宋・元は山口智哉の各氏がご担当.
言及された3本の拙稿のうち,安西楡林窟論文については『内陸アジア言語の研究』23号の英文で多々増補している.当blogの読者には,今後はこちらを参照されるようお願い申し上げます.
ちなみに Steenstrup 氏の Nordica mediaevalis にも,「回顧と展望」関係の批評が寄せられている.
例年各分野でままみられる「世間に配慮して論文の要約のみで終わる向き」に対する物足りなさは日東西共通のものと得心.
「欧米での研究成果を無視して日本の研究史だけで卒論を済まそうとするならば、少なくとも私の母校では留年である」も非の打ちようがない正論なのだが,これをわが勤務先でどこまで徹底できるか,毎年頭の痛いところだ.
Steenstrup 氏は最後に,史学会に抽印・影印を送らない人たちも批判されている.
そういえば,当方も諸事にかまけて送るのを忘れていた.
楡林窟の英文拙稿が言及されていなかったのはそのせいかもしれない.
武田さん,ご苦労をかけて申し訳ありませんでした.
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鈴木 宏節 2009:「突厥チョイル碑文再考」『内陸アジア史研究』24. pp. 1-24.
森安 孝夫・鈴木 宏節・齊藤 茂雄・田村 健・白 玉冬 2009:「シネウス碑文訳註」『内陸アジア言語の研究』24, pp. 1-92.
抽印・影印を拝領.鈴木さん,ありがとうございました.モンゴルでも頑張って下さい.
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石見 清裕 2009:「吐魯番出土文書墓表・墓誌の統計的分析」『敦煌・吐魯番出土漢文文書の新研究』東洋文庫,pp. 157-182.
ソグド人墓誌研究ゼミナール 2009:「ソグド人漢文墓誌訳注(5) 固原出土「史索巌墓誌」(唐・顕慶三年)」『史滴』30, pp. 213-237.
抽印を拝領.石見先生ありがとうございました.
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土肥 義和 2009:(代表)『敦煌・トルファン漢語文献の特性に関する研究』(科研費・基盤研究(C) (No. 18520550) 研究成果報告書)
研究分担者の片山章雄先生から拝領.土肥先生・片山先生,ありがとうございました.
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承志・杉山 清彦 2006:「明末清初期マンジュ・フルン史蹟調査報告」『満族史研究』5, pp. 55-84.
これまたアジア世界史学会で拝領していたもの.なんとカラー写真入りの特製の抽印.杉山先生ありがとうございました.
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Yokkaichi, Yasuhiro 2008: Chinese and Muslim Diaspora and the Indian Ocean Trade Network under Mongol Hegemony. In: A. Schottenhammer (ed.), The East Asian "Mediterranean": Maritime Crossroads of Culture, Commerce and Human Migration, Wiesbaden, pp. 73-102.
Yokkaichi, Yasuhiro 2008: Horses in the East-West Trade between China and Iran under Mongol Rule. In: B. G. Fragner et al. (eds.), Pferde in Asien: Geschichte, Handel und Kultur, Wien, pp. 87-97.
四日市 康博 2008:「モンゴル帝国と海域アジア」桃木至朗(編)『海域アジア史研究入門』岩波書店,pp. 23-30.
これもアジア世界史学会で影印を拝領.四日市さんありがとうございました.
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橘堂 晃一 2008:「ウイグル語訳「観弥勒上生兜率天経賛」について」『仏教史学研究』51-1, pp. 24-46.
橘堂 晃一 2008:「ウイグル文 Daśakarmapathāvadānamālā 第4章に引證される説話の復元」 Contribution to the Studies of Eurasian Languages 14, pp. 31–50 +2 pls.
これもアジア世界史学会の席上で抽印を拝領.橘堂さんありがとうございました.
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荒川 正晴 2009:「遊牧国家とオアシス国家の共生関係」『東洋史研究』67-2, pp. 34-68.
荒川 正晴 2009:「唐代中央アジアにおける帖式文書の性格をめぐって」土肥義和(編)『敦煌・吐魯番出土漢文文書の新研究』東洋文庫,pp. 271-291.
アジア世界史学会の席上で抽印・影印を拝領.荒川先生ありがとうございました.
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羅 新 2009:『中古北族名號研究』北京大學出版社.
書虫から.
「可汗號之性質」「匈奴單于號研究」「論拓跋鮮卑之得名」「北魏直勤考」「虞弘墓誌所見的柔然官制」「柔然官制續考」「高昌文書中的柔然政治名號」「北魏太武帝的鮮卑本名」「高句麗兄系官職的內亞淵源」「論闕特勤之闕」「再說暾欲谷其人」「從可汗號到皇帝尊號」,附録として「始建國二年詔書冊與新莽分立匈奴十五單于」「跋前秦梁阿廣墓誌」「北魏孝文帝吊比干碑的立碑時間」「松下憲一《北魏胡族體制論》評介」「評涂逸珊等《漢文突厥史料之〈舊唐書.突厥傳〉》 」というラインナップ.
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荒川 慎太郎・高井 康典行・渡辺 健哉 2009:(編)『遼金西夏研究の現在 (1)』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所.
昨年刊行されていたのを失念していて,このたび荒川慎太郎先生に無心して頂戴したもの.
荒川先生,厚かましくて失礼いたしました.ありがとうございました.
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桃木 至朗 2009:『わかる歴史・面白い歴史・役に立つ歴史』大阪大学出版会.
現在,歴史教育に関わる者であれば必読の書.
本書の提言をどのように受け止めるかが課題.
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林 俊雄 2009:『遊牧国家の誕生』(世界史リブレット98)山川出版社.
これまた生協にて.
一読した印象では,著者の『スキタイと匈奴』の内容の3/4をさらに平易にまとめたものといえようか.
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石見 清裕 2009:『唐代の国際関係』(世界史リブレット97)山川出版社.
生協にて購入.
唐の国際関係を,冊封体制論に象徴されるような静的なものではなく,動態的にとらえようという点が印象的.
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森田 憲司 2009:「可見元代石刻拓影目録稿(自己未年至至元20年)」『奈良大学総合研究所所報』17, pp. 1-16.
抽印を拝領.森田先生ありがとうございました.
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高田時雄(編)『敦煌寫本研究年報』第3号,2009.3.
京大人文研・西陲発現中国中世写本研究班から拝領.高田先生ならびに研究班の皆様,ありがとうございました.
目次は既に岩本先生のエントリにリストアップされている.
また,例によって人文研のHPからPDF(4.5MB)もダウンロード可能.
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The Early Mongols. Language, Culture and History. Studies in Honor of Igor de Rachewiltz on the Occasion of His 80th Birthday. Ed. by V. Rybatzki, A. Pozzi, P. W. Geier and J. R. Kruger. Bloomington, 2009.
編者のRybatzki先生のお誘いで畏れ多くも拙稿を寄せていたRachewiltz先生傘寿記念論集が,インディアナ大の Uralic Altaic Series の1冊として刊行された.
Rybatzki先生のメールによれば,予定通りにご誕生日に献呈されたとの由.
さすがヨーロッパ人はその類の締切りに厳格だ.
標題にみるように,モンゴル帝国史関係の研究がずらりと並ぶ(従って目次省略)
日本からは私の他,宇野伸浩先生・齋藤純男先生がご寄稿.
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林 悟殊・殷 小平 2009:「唐代“景僧”釋義」『文史』2009-1, pp. 181-204.
劉 後濱 2009:「“瑟瑟”考」『文史』2009-1, pp. 205-218.
郭 添剛・崔 嵩・王 義・劉 鳳翥 2009:「契丹小字金代《蕭居士墓誌銘》考釋」『文史』2009-1, pp. 227-256.
最後の契丹字墓誌からは,主人公の子孫を含め13代にわたる系譜をたどることができる.
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王 明芳 2009:「新疆博物館新収藏的紡績品」『文物』2009-2, pp. 83-89.
「烏魯木斉市刑警大隊移交的」というからには,盗掘されたものなのだろう.
おそらくはコータン・ニヤ出土のものらしい.
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The online version (2.6MB) is available at http://idp.bl.uk/downloads/newsletters/IDPNews32.pdf
On page 6, the Researchers of Berlin Turfanforschung gave a brief report on their visit to Turfan last October.
The photo of the ruin of the Buddhist Temple 西大寺 Xidasi (bottom right) must have been taken by 2007. Now it is covered by the concrete building like this, to be reconstructed into a museum.
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菅原 純 2009:『現代ウイグル語小辞典』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所.
AA研より拝領.おそらくは編者の菅原純先生のご高配によるもの.菅原先生ありがとうございました.
すでに菅原ご先生自身のblog「稲城東長沼起居註」(まもなく「稲城向陽台起居註」に名称変更予定とか)でもお知らせのある通り,限定500部とのこと.うち1部を割愛下さったわけで,感謝に堪えない.
後半は日本語ーウイグル語辞典となっており,巻頭の文法概要説明も便利.
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澤本 光弘 2008:「契丹(遼)における渤海人と東丹国」荒川慎太郎・高井康典行・渡辺健哉(編)『遼金西夏研究の現在』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所,pp. 23-50.
澤本 光弘 2008:「契丹の旧渤海領統治と東丹国の構造」『史学雑誌』117-6, pp. 39-64.
抽印・影印を拝領.澤本さんありがとうございました.
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杉山 清彦 2008:「清初八旗制下のマンジュ氏族」細谷良夫(編)『清朝史研究の新たなる地平』山川出版社, pp. 22-51.
杉山 清彦 2008:「大清帝国史研究の現在」『東洋文化研究』10, pp. 347-372.
杉山 清彦 2008:「明初のマンチュリア進出と女真人覊縻衛所制」菊池俊彦・中村和之(編)『中世の北東アジアとアイヌ』高志書院,pp. 105-134.
杉山 清彦 2008:「大清帝国と江戸幕府──東アジアの二つの新興軍事政権──」懐徳堂記念会(編)『世界史を書き直す 日本史を書き直す』和泉書院, pp. 149-189.
杉山 清彦 2008:「大清帝国のマンチュリア統治と帝国統合の構造」左近幸村(編)『近代東北アジアの誕生』北海道大学出版会,pp. 237-268.
杉山 清彦 2008:(評)「600年の時を越えてよみがえる極北の幻の寺院(『ヌルガン永寧寺遺跡と碑文』『中世の北東アジアとアイヌ』)『東方』333, pp. 20-23.
渡辺 美季・杉山 清彦 2008:「近世後期東アジアの通行管理と国際秩序」桃木至朗(編)『海域アジア史研究入門』岩波書店,pp. 116-127, +4p.
『大清帝国』(新・歴史群像シリーズ15)学研,2008.
大量のパケットご恵贈に与る.杉山先生ありがとうございました.
最後の歴史群像シリーズは歴史ファン・マニアの必読書といえるが,執筆者ごとに清朝に対する認識が異なるのが興味深い.
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Hamilton, J. R. 1998: Budaci iyi ve kötü kalpli prens masalının Uygurcası. Tr. by E. Korkut / I. Birkan. Ankara.
Yüce, N. 1999: Gerundien im Türkischen: EIne morphologische und syntaktische Untersuchungen. Istanbul.
どちらも旧刊に属するものの,この機会に購入.
前者は故Hamilton先生の善悪二王子経研究のトルコ語訳で,阪大と東外大のみ所蔵.
後者は東外大のみ所蔵.これまでどのように評価されているかは浅学ゆえわからないが,古ウイグル語資料の読解でも役に立つことがあろうかと考えた.
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Tekin, T. 2008: Orhon yazıtları (2. baski). Ankara.
Türk Dilleri Araştırmaları [1] 1991; Türk Dilleri Araştırmaları 15, 2005.
Türklük bilgisi Araştırmaları [= Journal of Turkish Studies] 17 (Richard Nelson Frye Festschrift, I-II), 1993
ネット購入ですっかりお馴染みの同書店にも訪問.
TUBAには V. Mair, Bakshi論文や,クビライのスンナ禁止命令をめぐる Cleaves論文が載る.
Türk Dilleri Araştırmaları 1991も日本では東外大にしかないらしい.
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Kafalı, M. 1976: Altın Orda hanlığının kuruluş ve yükseliş devirleri. Istanbul.
Ögel, B. 2003: İslamiyetten önce Türk kültür tarihi (5. baski). Ankara.
Göde, K. 1994: Eratnalılar (1327-1381). Ankara.
Nizamüddin Şâmî, Zafernâme. Tr. by N. Lugal. Ankara, 1987.
イスタンブル出張中に購入.
市内を徘徊して見つけた同書店は,Türk Tarihi Kurumu 刊行物を25%割引してくれており,後3点はその恩恵に与った.
WebcatによればKafalı著書は日本にはないらしい.
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中田 美絵 2009:「五臺山文殊信仰と王権」『東方学』117, pp. 40-58.
吉永 匡史 2009:「律令関制度の構造と特質」『東方学』117, pp. 59-78.
城地 孝 2009:「陝西における互市実施をめぐって」『東方学』117, pp. 79-97.
守川 知子 2009:「バイエルン州立図書館所蔵 Cod. pers. 431写本をめぐって」『東方学』117, pp. 179-157.
孟 彦弘 2009:(辻正博訳)「唐代の「副過所」及び過所の「副白」「録白案記」辨析」『東方学』117, pp. 192-211.
笠井 幸代 2009:「国際学会 トカラ語研究と古代トルコ語 Maitrisimit」『東方学』117, pp. 212-216.
盛りだくさんの内容.
「自分の論文の掲載誌を手にしても‥‥前後の論文や記事には無関心」ではならぬという,岸本美緒先生の編集後記も肝銘.
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『中國藏黒水城漢文文獻』全10冊,國家圖書館出版社,2008.
処々で話題になっている該書,科研費で購入.
といっても,さすがに一括では無理なので,某書店にお願いして今回は前半だけ納品ということにしていただいた.
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大坪 慶之 2008:「清仏戦争前夜における清朝中央の外交政策決定過程」『東洋学報』90-3, pp. 1-30.
抽印を拝領.大坪さんありがとうございました.
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斎藤 純男 2009:『モンゴル語史研究入門』(草稿2009年版)東京学芸大学.
ご高著を拝領.斎藤先生ありがとうございました.
まだまだ草稿とのご意向だが,アラビア字の諸語彙集など先古典期の文献についても幅広く扱われていて実に勉強になる.
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小沼 孝博 2008:「“控噶爾國”小考」『民族史研究』第8輯,中央民族大學出版社,pp. 153-163.
影印を拝領.小沼さんありがとうございました.
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森平 雅彦 2008:「高麗王家とモンゴル皇族の通婚関係に関する覚書」『東洋史研究』67-3, pp. 1-39.
山口 昭彦 2008:(書評)守川知子『シーア派聖地参詣の研究』『東洋史研究』67-3, pp. 177-187.
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Ötämiš Ḥājī, Čīngīz-Nāma. Introduction, Annotated Translation, Transcription and Ciritical Text by Takushi KAWAGUCHi, Hiroyuki NAGAMINE. Supervision by Mutsumi SUGAHARA. Tokyo, Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, 2008.
東京外大AA研から拝領.おそらく菅原睦先生のご高配によるもの,ありがとうございました.
ジョチ=ウルス関係資料はなかなか接近しづらいが,これまた日本語で読めるようになったのは有り難い.人名・地名索引もついて便利.語彙索引は無いが,これは望蜀だろう.編者の川口琢司・長峰博之両氏の労を多としたい.
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牛 汝極 2008:『十字蓮花:中國元代叙利亞文景教碑銘文獻研究』上海古籍出版社.
劉 迎勝 2008:『《回回館雜字》與《回回館譯語》研究』中國人民大學出版社.
どちらも四日市さんのサイトで知り得た.
前者はアッシリア教会(ネストリウス派)関係の碑文を幅広く収集していてまことに有益.各論の初出データが(文献目録以外には)挙がらないのが不便だが,今後はこの1冊があれば,という意向なのか.
後者は「西域語言歴史研究叢書」シリーズの1冊で,本田實信先生がアクセスできなかった北京図書館所蔵の諸写本をも利用したもの.ただし来文は入っていない.索引もついていて至便.
なお裏表紙によれば「西域語言歴史研究叢書」シリーズの続刊には賈應逸『新疆佛教壁畫的歴史學研究』,榮新江・李肖・孟憲實『新獲吐魯番出土文獻研究』,沈衞榮『黒水城出土藏傳密教文獻研究』,烏雲畢力格『西域同文志研究』,烏雲畢力格・沈衞榮『元明清蒙藏政教關係研究』などが予定されているらしく,今後とも目が離せない.
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鈴木 宏節 2008:「突厥トニュクク碑文剳記」『待兼山論叢』42, pp. 55-79.
抽印を拝領.鈴木さんありがとうございました.
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赤木 崇敏 2008:「唐代前半期の地方文書行政──トゥルファン文書の検討を通じて──」『史学雑誌』117-11, pp. 75-102.
抽印を拝領.赤木さんありがとうございました.
日本の吐魯番漢文文書研究には大きな世代間格差が生じてしまっているので,待望されていた若手による新研究といえよう.
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菅原 睦 2008:『ウイグル文字本『聖者伝』の研究 II.日本語訳及び註』神戸市看護大学.
菅原先生より拝領.菅原先生ありがとうございました.
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71号(2008.10)
吉池孝一「蒙古字韻の補修について」
70号(2008.11)
中村雅之「表音文字の配列について」
吉池孝一「蘇尼特系蒙古語方言初探」
『語学漫歩選』(KOTONOHA単刊No.3)古代文字資料館,2008.10.
いずれも吉池孝一先生から拝領.吉池先生ありがとうございました.
『語学漫歩選』は,かつての都立大中文研究室の院生諸氏の勉強会からスタートした同人誌『語学漫歩』の部分再刊とのことで,古き良き時代の人文系大学院の熱気を伝える.
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赤木 崇敏 2008:「唐代前半期の地方文書行政──トゥルファン文書の検討を通じて──」『史学雑誌』117-11, pp. 75-102.
ついでながら,藤原道長の「望月の歌」を扱った河内洋輔氏のコラムも面白かった.
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雪嶋 宏一 2008:『スキタイ騎馬遊牧国家の歴史と考古』(ユーラシア考古学選書4)雄山閣.
注釈こそ無いが豊富な文献史料・考古資料を引用して最新のスキタイ史像を提示.
スキタイ研究の深化をうかがわせる.
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山本 明志 2008:「モンゴル時代におけるチベット・漢地間の交通と站赤」『東洋史研究』67-2, 95-120.
抽印を拝領.山本さんありがとうございます.
今春『内陸アジア史研究』に寄せた拙稿に絡んで重要な指摘が随所に.
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先般,Michal Biran 先生からの情報として Cambridge History of Inner Asia 続編について言及した.
このたび,丸善のサイトに予告が出ていた.発行予定は来春2月で総520頁,「目次を見る」によれば次のような内容.
The Cambridge History of Medieval Inner Asia: The Chinggisid Age
Introduction (Nicola Di Cosmo, Allen J. Frank and Peter B. Golden)
Part I. The Rise of the Chinggisids
1. Inner Asia ca. 1200 (Peter B. Golden)
2. The Mongol age in eastern inner Asia (Peter Jackson)
3. The Mongols in inner Asia from Chinggis Khan's invasion to the rise of Temur: the Ogodeid and Chaghadaid realms (Michal Biran)
4. The Jochid realm: the western Steppe and eastern Europe (Istvan Vásáry)
Part II. Legacies of the Mongol Conquests
5. Administration, revenues and trade (Arsenio Peter Martinez)
6. Migrations, ethnogenesis (Peter B. Golden)
7. Islamization in the Mongol Empire (Devin DeWeese)
8. Mongols as vectors for cultural transmission (Tom Allsen)
Part III.Chinggisid Decline: 1368-ca. 1700
9. The eastern Steppe: Mongol regimes after the Yuan (1368-1636) (Veronic Veit)
10. Temur and the early Timurids to ca. 1450 (Beatrice Forbes Manz)
11. Later Timurids ca. 1450-1526 (Stephen Dale)
Part IV. Nomads and Settled Peoples in Inner Asia after the Timurids
12. Uzbeks, Qazaqs and Turkmen (Yuri Bregel)
13. The western Steppe: Volga Ural region, Siberia and the Crimea (Allen J. Frank)
14. Eastern central Asia (Xinjiang): 1300-1800 (James Millward)
15. The Chinggisid restoration in central Asia: 1500-1785 (Robert McChesney)
16. The western Steppe: the Volga-Ural region, Siberia and the Crimea under Russian rule (Christian Noack)
Part V. New Imperial Mandates and the End of the Chinggisid Era (18th-19th centuries)
17. The Qing and Inner Asia: 1636-1800 (Nicola Di Cosmo)
18. The Qazaqs and Russia (Allen J. Frank)
19. Russia and the peoples of the Volga-Ural region: 1600-1850 (Allen J. Frank)
20. The new Uzbek states: Bukhara, Khiva and Khoqand: ca. 1750-1886 (Yuri Bregel)
さすがに錚錚たる面々.
あとは刊行時・購入時の瞬間的な円高を祈るのみか.
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吉田 順一・チメトドルジ 2008:(編)『ハラホト出土モンゴル文書の研究』雄山閣.
吉田順一先生より拝領.吉田先生ありがとうございました.
私は手伝いの手伝いという立場だったが,執筆者一覧に加えていただくことを許された.
ここでは紹介しきれない豊穣な成果.
大いに学界を裨益するだろう.
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Kollmar-Paulenz, K. / Chr. Peter 2002: Tractata Tibetica et Mongolica: Festschrift für Klaus Sagaster zum 65. Geburtstag (AF 145). Wiesbaden.
Abdurishid Yakup 2005: The Turfan Dialect of Uyghur (Turcologica 63). Wiesbaden.
Özertural, Z. 2008: Der Uigurische Manichäismus. Neubearbeitung von Texten aus Manichaica I und III von Albert von Le Coq (VdSUA 74). Wiesbaden.
先月の円高時にすわと注文したもの.同時に注文した旧著もあり,合計300ユーロ程になったが,ユーロが40円近くも安くなっていたので1万円ほど得したことになる.
もっぱらClauson頼みの私にとって,Abdurishid先生の著書は実に有益なデータを含む.
Özertural氏のものは独訳にトルコ語の注釈.
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Tugusheva, L. Ju. 2006: Some Notes on the Old Turkic Religious Views. Pis'mennye Pamjatniki Vostoka, Aut-Win. 2006, 160+162.
Tugusheva, L. Ju. 2007: Fragmenty rannesrednevekovykh tjurkskikh gadatel'nykh knig iz rukopisnogo sobranija Sankt-peterburgskogo filiala Instituta vostokovedenija RAN. Pis'mennye Pamjatniki Vostoka, Aut-Win. 2007, 37-46.
Pis'mennye Pamjatniki Vostoka は最近になって新しい編集方針のもと出されているらしい.
後者の論文は暦占文書を扱う.
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Abdurishid Yakup 2007: Vacu or Gaǰu? On a Place Name in an 18th Century Uyghur Document. In: H. Boeschoten / H. Stein (eds.), Einheit und Vielfalt in der turkischen Welt. Materialien des 5. Deutschen Turkologenkonferenz Universität Meinz 4.-7. Oktober 2002, WIesbaden, 57-70.
Abdurishid Yakup 2007: Uygur edebiyatı (VIII-XIV. yüzyıl): I. Nazım. In: T. S. Halma et al. (eds.), Türk edebiyatı tarihi, cilt 1, İstanbul, 130-153.
Abdurishid Yakup 2007: (Review) P. Zieme, Magische Texte des uigurischen Buddhismus. Orientalische Literaturzeitung 102, 633-637.
影印を拝領.Abdurishid 先生ありがとうございました.
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『ユーラシア諸言語の研究(庄垣内正弘先生退任記念論集)』同刊行会,2006.
Abdurishid Yakup 先生より拝領.Abdurishid先生ありがとうございました.
以下のものに関心.
Abdurishid Yakup 2006: Uighurica from the Northern Grottoes of Dunhuang.『ユーラシア諸言語の研究(庄垣内正弘先生退任記念論集)』同刊行会,1-42.
菅原 睦 2006:「『クタドゥグ・ビリグ』から『五体清文鑑』まで」『ユーラシア諸言語の研究(庄垣内正弘先生退任記念論集)』同刊行会,43-62
荒川 慎太郎 2006:「ロシア所蔵西夏文『大千国守護吉祥頌』断片の研究」『ユーラシア諸言語の研究(庄垣内正弘先生退任記念論集)』同刊行会,63-80.
大﨑 紀子 2006:「『元朝秘史』の言語にみられる受動文」『ユーラシア諸言語の研究(庄垣内正弘先生退任記念論集)』同刊行会,175-253.
Abdurishid先生からは他にもご論考を拝領した.別エントリにて.
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Kasai, Y. 2008: Die uigurische Überlieferung der Legende von der Gründung des Tempels Baimasi. In: In: P. Zieme (ed.), Aspects of Research into Central Asian Buddhism, Turnhout (Belgium), Brepols, pp. 77-93.
Yoshida, Y. 2008: (tr. by Y. Kasai / Chr. Reck) Die buddhistischen sogdischen Texte in der Berliner Turfansammlung und die Herkunft des buddhistischen sogdischen Wortes für Bodhisattva. AOH 61-3, 325-358. (←Yukiyo Kasai 博士から)
Özyetgin, A. M. 2007: On the Historical Turkic Tradition of Official Correspondence. A Bitig Dated 1468 in Uigur Letters by Timurid Ruler Abū Sa’īd Kurgan. Archivum Ottomanicum 24, 197-228.
Reck, Chr. 2008: A Sruvey of the Christian Sogdian Fragments in Sogdian Script in the Berlin Turfan Collection. Controverses des chrétiens dans l’Iran sassanide, Cahiers de Studia Iranica 36, 191-205.
Reck, Chr. 2007: Tage der Barmherzigkeit. Nachträge zu den mitteliranischen manichäischen Montags- und Bemahymnen. In: M. Macuch / M. Maggi / W. Sundermann (eds.), Iranian Languages and Texts from Iran and Turfan, Wiesbaden, 317-342.
Zieme, P. 2001: Runik harfli birkaç pasaj üzerine kimi yorum önerileri. TDAYB 2000, 377-382
Zieme, P. 2008: Abschied vom alttürkischen Witwenkleid. AOH 61-3, 359-364.
諸先生方に深謝申し上げます.
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荒川 正晴 2008:「遊牧国家とオアシス国家の共生関係」『東洋史研究』67-2, 34-68.
飯山 知保 2008:「『運司郭公復齋言行録』の編纂と或るモンゴル時代吏員出身官僚の位相」『東洋史研究』67-2, 69-94.
山本 明志 2008:「モンゴル時代におけるチベット・漢地間の交通と站赤」『東洋史研究』67-2, 95-120.
荒川・山本論文は,遊牧国家が商業や交通をどのようにとらえているかという点で通底するといえようか.
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『吐魯番學研究』2008-1, 新疆吐魯番學研究院.
これは学会参加者にもれなく配付.吐魯番学研究院のサイトに目次があがる.どれも重要.
張 廣達・榮 新江 2008:『于闐史叢考(増訂本)』中國人民大學出版社.
榮新江先生から拝領.ありがとうございました.
『西域歴史語言研究集刊』第1輯,科学出版社,2008.
これは沈衞榮先生から拝領.ありがとうございました.
Manichaean Studies Newsletter 22 (2007). Brepols.
Erica Hunter 博士から拝領.ありがとうございました.吉田豊先生が "Discovery of Mani Image in Japan" で大和文華館所蔵のマニ教絹画に関する情報を扱っておられる.
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69号(2008.8)
中村雅之「ケンジとミチコの歴史人名談義」
竹越孝「二つの『老乞大集覧』」(上)
吉池孝一「北周墓誌の粟特語(ソグド語)音訳漢字」
70号(2008.9)
竹越孝「二つの『老乞大集覧』」(下)
吉池孝一「蒙古字韻の校訂と増補について」
吉池孝一先生から拝領.吉池先生ありがとうございました.
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『西厳寺蔵橘資料・古写経断簡集成・小川貫弌先生著作集』(DVD2枚)小川貫弌先生蔵貴重書研究会(小田義久代表)2008年9月.
編集者のお一人,橘堂晃一さんから拝領.橘堂さんありがとうございました.
内容はすでに岩本篤志先生のブログで紹介されている.
大部分は漢文の小断片ながら,一部はイラン語・ウイグル語との両語断片も含み,龍大蔵の大谷資料と接合するものも確認されているという.
関係者のご尽力に敬意を表しつつ,貴重な新資料が学界に紹介されたことを慶びたい.
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森川 哲雄 2008:『『蒙古源流』五種』中国書店.
モンゴル研究にとって重要な年代記の写本5種類を対校,A4版で総700ページを超える巨冊.
ただし,テキスト転写だけで和訳はなく,岡田英弘先生の訳註『蒙古源流』が転写がないのと対照的ともいえようか.
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野田 仁 2008:「露清関係とカザフ草原」宇山智彦(編)『講座スラブ・ユーラシア学』第2巻,講談社,pp. 231-257.
ポポワ (Popova, I. F.) 2008: 野田仁(訳)「ロシア科学アカデミー東洋学研究所サンクト・ペテルブルク支部 (SPbF IVRAN) の東洋写本コレクション」『東京大学史料編纂所紀要』18, pp. 48-59.
抽印を拝領.野田さんありがとうございました.
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佐藤 貴保 2008:「ロシア蔵西夏文『天盛禁令』刊本の未公刊断片」『西北出土文献研究』6, pp. 55-62.
佐藤 貴保 2008:「西夏時代における黒河中流域」『沙漠誌ノート』5, pp. 45-49.
矢部 正明・佐藤 貴保 2008:「遼(契丹)・金・西夏史に関する授業分析と新視点授業の提案」『世界史のしおり』2008年4月号,pp. 20-23.
抽印・影印を拝領.佐藤さんありがとうございました.
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櫻井 智美 2007:「元代の北嶽廟祭祀とその遂行者たち」氣賀澤保規(編) 『中国石刻資料とその社会』汲古書院,pp. 113-142, +2 pls.
抽印を拝領.櫻井さんありがとうございました.
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澤田 達也 2008:「吐魯番出土『玉篇』目録断片 (Ch1744) について」『開篇』27, pp. 61-76.
鄭 光 2008:(竹越孝訳)「吏文と漢吏文」『開篇』27, pp. 83-106.
劉 麗川 2008:「『老乞大』多版本中“要”的研究」『開篇』27, pp. 108-134.
井上 治・金 度亨 2008:「蒙語老乞大テキストのローマ字転写と和訳〈巻之七〉」『開篇』27, pp. 135-174.
本誌1部を竹越孝先生から拝領.竹越先生ありがとうございました.
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關尾 史郎 2008:「高昌郡時代の上行文書とその行方」藤田勝久・松原弘宣(編)『古代東アジアの情報伝達』汲古書院,pp. 75-89.
關尾 史郎 2008:「敦煌の古墓群と出土鎮墓文」『資料学研究』5, pp. 1-16.
關尾 史郎 2008:(書評)三崎良章『五胡十六国の基礎的研究』『法制史研究』57 (2007), pp. 314-318.
關尾 史郎 2007:「日本的五胡十六國時代史研究」『魏晋南北朝史國際學術研討會曁中國魏晋南北朝史學會第八届年會論文集』武漢大學,pp. 30-35.
關尾 史郎・清水はるか 2008:「『國家圖書館藏敦煌遺書』所収写経題記一覧 (I)」『資料学研究』5, pp. 39-69.
關尾 史郎・岩本篤志 2005:『トゥルファン出土「五胡」時代漢文文書俗字データベース』新潟大学大域プロジェクト研究資料叢刊VI.
先週もしばらく所用で弘前を離れており,戻ってきたところに大部のパケットを頂戴.
關尾先生「倍返し」確かに拝領いたしました.ありがとうございました.
これらの抽印以外に報告書類もご恵贈いただいた.そのエントリは後日.
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宇野 伸浩 2008:「フレグ家の通婚関係に見られる交換婚」『北東アジア研究』別冊1, pp. 27-45.
抽印を拝領.宇野さんどうもありがとうございました.
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小田 壽典 2008:「トルコ語『観音経』写本の研究続編」『西南アジア研究』68, pp. 27-39.
抽印を拝領.小田先生ありがとうございました.
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郭 富純・王 振芬 2007:『旅順博物館藏西域文書研究』瀋陽:萬巻出版公司.
別のパケットに入れていたもの.
さすがに非漢語文書までは入っていないが,漢文仏典だけでなく識語や世俗文書についても写真と移録が載っており有益.
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郭 富純 2007:(主編)『旅順博物館學苑』吉林文史出版社.
『大連文物』2008.
特に前者所収の王振芬「大谷収集品中一幅新發現的帶有景教符號的地藏麻畫初探」は,写真がモノクロなのが残念(口絵のセレモニー写真の類はカラーなのだが)とはいえ,興味深い館蔵資料を提示する.
著者に直接うかがったところ,本稿の改訂増補版を近々刊行予定とのことで,図版がカラーになることを祈りたい.
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藤野 月子 2008:「漢唐間における和蕃公主の降嫁について」『史学雑誌』117-7, pp. 38-57.
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『内陸アジア言語の研究』23, 中央ユーラシア学研究会,2008.7.
本号は「森安孝夫教授還暦記念特集号」となっている.
同誌の共同編集者である吉田豊先生の序文に続き,いずれも各方面に波及しそうな力作が並ぶ.
従来とはやや体裁が異なり,行間がやや詰まっているようだが,それでも合計250ページを超える.
以下,簡単に内容を紹介する.
Gulácsi, Zs.: A Visual Sermon on Mani’s Teaching of Salvation: A Contextualized Reading of a Chinese Manichaean Silk Painting in the Collection of the Yamato Bunkakan in Nara, Japan
奈良・大和文華館所蔵でこれまで仏画とみなされていたものが,マニ教絵画であることを読み解く.
マニ教と宋元時代江南絵画さらに日本との結びつきに新たな局面が提示されることになろう.
Matsui, D.: Revising the Uigur Inscriptions of the Yulin Caves
拙稿が諸方に波及する可能性は小さい(笑)
Hamilton・牛汝極 (Journal Asiatique 282, 1998) により公刊された安西楡林窟のウイグル語銘文のうち3件を再校訂したもの.一昨年の森安先生を代表とする科研によってこれらの銘文を調査できたことから,記念号にふさわしいと考えた.
すでに松田孝一(編)『内陸アジア諸言語資料の解読によるモンゴルの都市発展と交通に関する総合研究』(科研費報告書)に和文で簡報を寄せているが,楡林窟・莫高窟その他の諸ウイグル語銘文との比較検討からテキストの一部を改訂し,また語註にも知見を加えたので,今後はこちらの英文を参照されたい.
学問的には,威武西寧王ブヤンクリ,地名 Napčik,チベット語からの借用語 čodpa を見出したことに,それなりの意義がないこともないかと思われる.
松川 節「『勅賜興元閣碑』モンゴル文面訳註」
表題蒙漢合璧碑文モンゴル文面の再構.原碑調査に基づき,缺落箇所に関するCleavesの旧案のいくつかを改める.
中村 淳「2通のモンケ聖旨から──カラコルムにおける宗教の様態──」
フレグ=ウルス治下のアッシリア教会(いわゆるネストリウス派)法王発行文書の印文に遺るシリア文字トルコ語モンケ聖旨を出発点に,キリスト教を軸としてモンケ時代カラコルムにおける宗教教団の様態を論じる.同時に,モンゴル帝国治下のキリスト教会についての新知見も多々含まれる.
Pinault, G.-J.: Bilingual hymn to Mani : Analysis of the Tocharian B parts
マニ教のいわゆる pothi book のトカラ語B(クチャ語)テキストの校訂案.これは後出の Wilkens 論文とあわせ読まれねばならない.
Raschmann, S.-Chr.: Baumwoll-Nachlese : Vier alttürkische böz-Dokumente aus dem Arat Nachlaß (Istanbul)
ドイツ隊将来ながら第二次大戦中に失われ,今では R. R. Arat 旧蔵写真資料でのみ残るウイグル語契約文書の校訂研究.ウイグル文書の研究に携わる小生にとって最も有益.
榮 新江(西村陽子訳)「新出吐魯番文書に見える唐龍朔年間の哥邏祿部落破散問題」
先般『西域歴史言語研究輯刊』第1輯(2008)に発表された論文の日本語訳.
新出トゥルファン漢文文書の分析から,7世紀中葉のカルルク遊牧民の動向,さらには唐の辺境政策・文書行政システムを解明する.
Rybatzki, V.: Farbigkeit und Vielfalt: Einiges zum Pfau und seinen Bezeichnungen in den zentralasiatischen Sprachen
内陸アジア諸言語から「孔雀」の語を大量に抽出し,その広がりと変遷,借用関係を概観する.
Wilkens, J.: Musings on the Manichaean “pothi” book
Pinault論文でも扱われたマニ教 pothi book のウイグル語テキストの再校訂.
破損・缺落しているテキストを該博な文献学的知見に基づいて再構成・確定していく過程には,PInault論文と同様,賛嘆を禁じ得ない.
なお,巻末には「森安孝夫教授文献目録」が掲載される.
ちなみに大阪では,今夕,本誌を森安先生に献呈するささやかな催しも行われたとのこと.
諸事多端で参上できなかったが,さいはて津軽の地より恩師の還暦を言祝ぐものである.
おめでとうございます.
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片山 章雄 2007:「大谷探検隊第2次隊員橘瑞超の西域南道踏査」『日中中日共同尼雅遺跡学術調査報告書』第3巻,佛教大学アジア宗教文化情報研究所・佛教大学ニヤ遺跡学術研究機構, pp. 223-233.
片山 章雄 2008:「橘瑞超の楼蘭近辺の踏査と関係する記録・文物(1)」『東海史学』42, pp. 41-53.
片山 章雄 2008:(代表)『清末成立の四川からチベットへのルートを描いた程站絵図の基礎的研究』(2007年度東海大学学部等研究教育補助金(文学部)研究成果報告書)東海大学文学部.
さる6日にご来弘された片山先生から拝領.
片山先生ありがとうございました&ごちそうさまでした.
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村井 恭子 2008:「九世紀ウイグル可汗国崩壊時期における唐の北辺政策」『東洋学報』90-1, pp. 33-67.
唐朝と内陸アジア勢力との関係が諸側面から見直されている現況のなか,いわゆる南走派ウイグルについても再考察される必要はあるだろう.
先行研究として引用される Tang China .... の著者 Drompp 氏には,この外に The Uighur-Chinese Conflict of 840-848 (N. di Cosmo, Warfare in Inner Asian History, Leiden / Boston / Köln, 2002) もあり,そこでも唐の対ウイグル政策が議論されていたように記憶するので,比較の要ありか.
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森田 憲司 2008:『北京を見る読む集める』(あじあブックス063)大修館書店.
出版社を通じて森田先生から拝領.森田先生ありがとうございました.
学術的な話題にとどまらず蘊蓄満載で楽しめる.
8ページには私がはじめて拝眉した頃の森田先生のお写真もあってこれまた懐かしい.
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栗林 均 2008:「多言語分類辞典『御製五体清文鑑』の利用に関する覚書」『北東アジア研究』別冊1, pp. 7-25.
宇野 伸浩 2008:「フレグ家の通婚関係に見られる交換婚」『北東アジア研究』別冊1, pp. 27-45.
柳澤 明 2008:「遼寧省鳳城・岫巌のバルガ人」『北東アジア研究』別冊1, pp. 47-66.
藤代 節 2008:「北東アジアのチュルク諸語研究」『北東アジア研究』別冊1, pp. 67-84.
諏訪 淳一郎 2008:「ポスト社会主義トゥバにおける自然の物神化とエスノ文化資本の生成」『北東アジア研究』別冊1, pp. 85-108.
坂井 弘紀 2008:「中央ユーラシア・テュルクの叙事詩に描かれる「異民族」」『北東アジア研究』別冊1, pp. 109-133.
森平 雅彦 2008:「事元期高麗における在来王朝体制の保全問題」『北東アジア研究』別冊1, pp. 135-172.
石川 巌 2008:「古代チベットにおける古代ボン教とその変容」『北東アジア研究』別冊1, pp. 173-186.
藤井 麻湖 2008:「英雄叙事詩『ジャンガル』における七冲の痕跡」『北東アジア研究』別冊1, pp. 187-226.
井上 治 2008:「19〜20世紀オルドスにおける外来文化要素の受容過程に関する一考察」『北東アジア研究』別冊1, pp. 227-277.
井上治先生から拝領.井上先生ありがとうございました.
井上先生が代表をつとめられた科研費共同研究「北・中央ユーラシアにおける異文化の波及と相互接触による文化変容の歴史的研究」メンバーによる論文集で,科研費報告書とはあくまで別物とのこと.
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宮 紀子 2008:「対馬宗家旧蔵の元刊本『事林広記』について」『東洋史研究』67-1, pp. 35-67.
今号の近刊叢欄から欧文雑誌が無くなっているのは,何か方針の変更があったのだろうか.
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西安市文物保護考古所 2008:「西安北周康業墓發掘簡報」『文物』2008-6, pp. 14-35.
西安市文物保護考古所 2008:「西安南郊元代王世英墓清理簡報」『文物』2008-6, pp. 54-68.
程 林泉・張 翔宇・山下 将司 2008:「北周康業墓志考略」『文物』2008-6, pp. 82-84.
一昨年に訪問した西安で閲覧させていただいた諸資料が公刊.
康業は例によってソグド人.
王世英は陝西方面で活動し安西王に抜擢された者.
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庄垣内 正弘 2008:『ウイグル文アビダルマ論書の文献学的研究』松香堂.
ご高著を拝領.庄垣内先生,ありがとうございました.
15年前の大著『古代ウイグル文阿毘達磨倶舎論実義疏の研究』を,この間に学界に提供されてきた資料群を参考に大々的に改められたもの.
これまたウイグル学への大きな福音.
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三谷 真澄 2008:「旅順博物館所蔵の浄土教写本について」『国際文化研究』12, pp. 29-44.
先般,科研の打ち合わせで上洛した際に抽印を拝領.三谷先生ありがとうございました.
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懐徳堂記念会(編)『世界史を書き直す・日本史を書き直す──阪大史学の挑戦──』和泉書院,2008.
川北稔「輸入代替としての産業革命」
坂尻彰宏「帰ってきた男」
桃木至朗「海と貿易がつくった世界史」
平雅行「神国日本と仏国日本」
杉山清彦「大清帝国と江戸幕府」
秋田茂「イギリス帝国と近代アジア・日本」
著者のお一人坂尻彰宏先生から拝領.坂尻さんありがとうございました.
「あとがき」で批判される「自称研究者」の一人としては,大いに蒙昧を開かれた.
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西村 陽子 2008:「唐末五代の代北における沙陀集団の内部構造と代北水運使」『内陸アジア史研究』23, pp. 1-24.
松井 太 2008:「東西チャガタイ系諸王家とウイグル人チベット仏教徒」『内陸アジア史研究』23, pp. 25-48.
栗本 陽子 2008:「康煕朝におけるチャンキャ2世ガワン=ロサン=チューデンの北京招請」『内陸アジア史研究』23, pp. 49-70.
バフティヤール 2008:「中国社会科学院民族学人類学研究所所蔵のチャガタイ語・ペルシア語写本について」『内陸アジア史研究』23, pp. 139-151.
萩原 守 2008:(評)岡洋樹『清代モンゴル盟旗制度の研究』『内陸アジア史研究』23, pp. 165-173.
など.
拙稿は,昨日のエントリの Aspects of Research into Central Asian Buddhism に寄せていた英文原稿の改稿・増補版.
敦煌北区新出モンゴル語文書の発令者・書記がドイツ隊将来トゥルファン出土モンゴル語文書と同一である点から,東トルキスタンのチャガタイ=ウルスと甘粛河西の東方チャガタイ諸家との関係を再論し,さらに両者を取り結ぶ存在として,敦煌文書にみえる「灌頂国師」ほかのウイグル人チベット仏教徒の活動をクローズアップしたもの.
成稿にこぎつけられたのは,ツボを突いたコメントを下さった査読委員諸氏,種々ご高配下さった編集担当幹事のN氏に負うところ甚大.ありがとうございました.
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Zieme, P. 2008: (ed.) Aspects of Research into Central Asian Buddhism: In Memoriam Kōgi Kudara (Silk Road Studies XVI). Turnhout (Belgium).
故百濟康義先生の共同研究者にして長らくのご友人でもあった Zieme 先生が編まれた追悼論文集.
私も,敦煌北区新出のモンゴル語文書を扱った小論を寄せることを許された.
拙稿は措くとして,いずれも重要な論文が寄せられていること,こちらの目次からも一目瞭然であろう.
Amazon.co.jpでも販売されるようなので,ぜひお求めいただきたい.
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Kasai, Y. 2008: Die uigurischen buddhistischen Kolophone (Berliner Turfantexte XXVI). Turnhout (Belgium).
著者よりご恵贈に与る.笠井さんありがとうございました.
ベルリン自由大学に提出された博士論文に基づくもので,ウイグル仏典の識語を集成.
私も博士論文をBTTで出したいとかねてから念じていたところ,後輩に先を越されることとなってしまったのはまことに悔しい(泣)
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宮 紀子 2008:「叡山文庫所蔵の『事林広記』写本について」『史林』91-3, 1-41.
諫早 庸一 2008:「ペルシア語文化圏における十二支の年始変容について」『史林』91-3, 42-73.
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京都大學人文科學研究所・西陲發現中國中世寫本研究班,2008.3
高啓安「敦煌石窟畫塑材料中的麵粉和油」
齋藤智寛「『梵網經』と密敎」
玄幸子「宋代社會における『佛說天地八陽神呪經』の受容について」
Galambos, I: A 10th Century Manuscript from Dunhuang Concerning the Gantong MOnastery at Liangzhou
松浦典弘「長興四年中興殿應聖節講經文(P. 3808)をめぐる問題について」
山口正晃「『現在十方千五百佛名竝雜佛同號』小考」
永田知之「『文場秀句』小考──「蒙書」と類書と作詩文指南書の間」
山本孝子「「侯侍郎直諫表」と書儀──Dh.01698 について」
辻正博「吐魯番アスターナ出土「景龍三年十一月南郊赦文」殘片小考」
池田巧「フランス國立圖書館所藏のナム語文獻」
余欣「美國哥倫比亞大學東亞圖書館所藏敦煌文獻小考」
高田時雄「李滂と白堅・補遺」
山本孝子「敦煌・吐魯番文獻圖録・目録集覽稿(2)」
昨年にひきつづき,人文研より冊子体を拝領.
高田時雄先生をはじめとする研究班の皆様にお礼申し上げます.
やはり昨年同様,研究班のサイトからPDFでも提供されている (33.9 MB).
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四日市 康博 2008:(編)『モノから見た海域アジア史』(九大アジア叢書11)九州大学出版会.
生協から購入.
四日市康博「銀と銅銭のアジア海道」は,モンゴル時代に中国銀が西アジアに移動したという現象を簡潔に跡づけて有益.
香料貿易による北欧→イタリア→エジプト→インドという銀の移動(黒田明伸『貨幣システムから見た世界史』)との関係については,あらためて詳論されるのであろう(多分)
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岡内 三眞 2008:『シルクロードの考古学』早稲田大学.
生協から.
大学での講義や現地での解説の際のテキストとするために編まれたという.
新疆にとどまらず東は慶州・北京・西安,西はパルミラ・コンスタンティノープルにまで及ぶ.
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Brose, M. C. 2007: Subjects and Masters: Uyghurs in the Mongol Empire (Studies on East Asia 28). Bellingham.
某所より仕事に関係して頂戴したもの.
瞥見したところでは,元代漢籍史料に主拠して「色目人」としてのウイグル人の活動を検討しているらしい.
仕事に絡むかどうかは精読してから.
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山下 将司 2008:「唐の監牧制と中国在住ソグド人の牧馬」『東洋史研究』66-4, pp. 1-31.
抽印を拝領.山下さんありがとうございました.
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岡本 和也 2008:「13世紀後半におけるジュチ・ウルスとマムルーク朝の外交関係」『オリエント』50-2 (2007), pp. 252-274.
抽印を拝領.岡本さんありがとうございました.
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山下 将司 2008:「唐の監牧制と中国在住ソグド人の牧馬」『東洋史研究』66-4, 1-31.
後藤 裕加子 2008:「サファヴィー朝年代記とトルコ暦(十二支)の導入」『東洋史研究』66-4, 50-82.
高瀬 奈津子 2008:(評)丸橋充拓『唐代北辺財政の研究』『東洋史研究』66-4, 64-71.
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榎並 岳志 2008:「孟少保神道碑の成立をめぐって」『東洋学報』89-4, pp. 33-61.
榎並 岳志 2007:「劉克莊撰「孟少保神道碑」訳注」『資料学研究』4, pp. 38-98.
抽印を拝領.榎並さんありがとうございました.
後者は当ブログでもすでに紹介済み,それに基づく南宋政治史の考察が前者論文.
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鈴木 宏節 2008:「突厥可汗国の建国と王統観」『東方学』115, pp. 157-141.
抽印を拝領.鈴木さんありがとうございました.
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影山 悦子 2008:「中国新出ソグド人装具に見られる鳥翼冠と三面三日月冠──エフタルの中央アジア支配の影響──」『オリエント』50-2 (2007), pp. 120-140.
抽印を拝領.影山さんありがとうございました.
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The Muqaddimat al-Adab: A Facsimile Reproduction of the Quadrilingual Manuscript. Tokyo, 2008.
The Mongolian Words in the Muqaddimat al-Adab: Romanized Text and Word Index. Tokyo, 2008.
A Study of Mongolian and Chagatay in the Mudaddimat al-Adab: Articles and Materials. Tokyo, 2008.
科研基盤研究「『ムカッディマト・アル・アダブ』のモンゴル語・チャガタイ語の語彙的・文法的研究」(No. 17320061)の報告書3冊を拝領.
斎藤先生・菅野先生・栗林先生ありがとうございました.
最初のものはウズベキスタン所在の写本のファクシミリ版で,1000頁超ながらフルカラー.次のものはローマ字転写と索引でやはり800頁超.
最後のものは言語学的研究論文編で,3先生にウズベキスタン側のIslomov・Khasanov両先生を加え科研メンバーによる論考からなる.
それぞれが大部のうえ,3冊1セットという科研報告書も前代未聞ではなかろうか.
あるいは科研の予算を印刷費だけで尽くされたのではとも案じられる(笑)
ともあれ,Muqaddimatについて現時点で世界最高水準の成果であろう.
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『北東アジアの中世考古学』(アジア遊学107)勉誠出版,2008.
井黒忍さんから拝領.井黒さんありがとうございました.
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Slovar' Tangutskogo (Si Sja) Jazyka. Tangutskogo-Russko-Anglo-Kitajskij Slovar'. Ed. by E. I. Kychanov & S. Arakawa. Kyoto, 2006.
第2回立命館白川静記念東洋文字文化賞の授賞対象となった大著を荒川慎太郎先生から拝領.
荒川先生ありがとうございました.あわせて,ご受賞あらためてお祝い申し上げます.
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中田 美絵 2006:「唐朝政治上の『仁王経』翻訳と法会」『史学雑誌』115-3, pp. 38-63.
中田 美絵 2007:「不空の長安仏教界台頭とソグド人」『東洋学報』89-3, pp. 33-66.
抜刷を拝領.中田さんありがとうございました.
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伊藤 敏雄 2007:「長沙走馬楼呉簡中の「邸閣」再検討」太田幸男・多田狷介(編)『中国前近代史論集』汲古書院,pp. 301-326.
新潟の簡牘シンポ会場にて影印を頂戴.伊藤先生ありがとうございました.
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市川 良文 2007:「大谷探検隊と本派本願寺」『龍谷史壇』126, pp. 30-58.
『日中共同尼雅遺跡学術調査報告書』第3巻,佛教大学アジア宗教文化情報研究所・佛教大学ニヤ遺跡学術研究機構,2007.
抽印と大著を拝領.市川先生ありがとうございました.
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石見 清裕 2007:「唐代テュルク人墓誌とその史料的価値」氣賀澤保規(編)『中国石刻資料とその社会』汲古書院,pp. 35-65.
ソグド人墓誌研究ゼミナール 2007:「ソグド人漢文墓誌訳注(4)固原出土「史鉄棒墓誌」」(唐・咸亨元年)『史滴』29, pp. 81-103.
抽印を拝領.石見先生ありがとうございました.
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濱田 正美 2008:『中央アジアのイスラーム』(世界史リブレット70)山川出版社.
生協にて購入.
リブレットシリーズで参考文献にこれほど洋書が並ぶのは類をみない.
ラブグーズィー『預言者物語』が興味深い.
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杉山 正明 2008:『モンゴル帝国と長いその後』(興亡の世界史9)講談社.
すでにむとうすさんが紹介されているので,詳しくはそちらを参照.
「フレグ=ウルス」という呼称について,ペルシア語史料中に ūlūs-i Hūlāgū が在証されるといい,さらにイルハン朝=イスラーム王朝という認識を批判される(p. 213).これは,「ペルシア語史料においてフレグ以降の時代に「フレグのウルス」と名乗る例はほとんどみられない」とされた故岩武昭男先生(『西のモンゴル帝国』pp. 54-55)への反論かと憶測.
両説の当否について,本 Blog 読者にしてペルシア語に通じておられる方のご教示をお願いしたいところ.
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堀 晄 2008:『古代インド文明の謎』(歴史文化ライブラリー251)吉川弘文館.
revertopさんのエントリで知り得たもの.
度量衡研究者(笑)としては「分銅から見た中央アジアとインド」が興味深いところであった.
アーリア人征服説を虚構とする点には,専家からのレスポンスが期待される.
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榮新江(主編)『吐魯番文書總目・歐美収藏巻』武漢大學出版社,2007.
書虫より.
ベルリン・ペテルブルク・ロンドン所蔵文書が主に扱われる.
てっきり漢文文書だけかと思っていたら,ウイグル語・モンゴル語・チベット語文書も相当網羅的にカタログ化されている.
このことは關尾先生も岩本先生も紹介しておられなかったので,大いにびっくり.
レファランスとして拙稿も多数引用されていてまたまたびっくり.
そこで既刊の『日本収藏巻』も見てみると,やっぱりウイグルまで入っていた(ちゃんと目を通していなかったことがばれてしまう)
とにかくトゥルファンから出たものは使用言語を問わず全て目録化しようというわけで,中国における研究エネルギーのすごさを感じる.
レファランスの充実ぶりは榮新江先生の陣頭指揮も影響しているのだろう.
ちなみに見返しの榮新江先生のご近影は大英図書館のリーディングルームで撮ったものかと拝察.
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向 正樹 2007:「蒲寿庚軍事集団とモンゴル海上勢力の台頭」『東洋学報』89-3, pp. 67-96.
向さんには年末にアラビア語史料の解読でもお世話になった.
このたびの抽印ご恵送と併せ,ありがとうございました.
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本間 寛之 2007:「麹氏高昌国の地方支配について」『史滴』29, pp. 44-63.
抽印を拝領.本間さん,いつもありがとうございます.
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Pelliot, P. 1995: Uygur yazısıyla yazılmış Uğuz Han Destanı üzerine. Tr. by V. Köken. Ankara.
Tekin, Ş. 1993: Eski Türklerde Yazı, Kağıt, Kitap ve Kağıt Damgaları. Istanbul.
Galstyan, A. G. 2005: Ermeni Kaynaklarına Göre Moğollar. Istanbul.
Li Yongsǒng 2004: Türk Dillerinde Sontakılar. Istanbul.
Mirza Haydar, Tarikh-i-Rashidi, 2 vols. Ed. & tr. by W. M. Thackston. Cambridge (MA), 1996.
調べものからついつい買いあさってしまったもの.
Pelliot の研究成果を母語で読めるとはトルコ人研究者は恵まれている.
その点では,かつてのドイツ探検隊の報告書の漢訳を続々と提供される中国人研究者も同様だろう.
このような,多くの優れた研究成果に母語で接することのできる環境も,日本の学生を中央アジア研究に誘うためには大事なのではなかろうか.
もちろん原典主義こそ王道なのはいうまでもないが,辺境大学で学生に卒論を書かせようとすると,研究の面白さよりも,諸言語を扱わねばならない「敷居の高さ」を強調することになってしまう.
数年前のクリルタイの酔席で,当時H大にいらしたK先生とも,このことを議論した記憶がある.
Barthold や Kozlov のロシア語論文の翻訳を載せていた『蒙古』のような雑誌は復活しないものか.
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森安孝夫先生の『シルクロードと唐帝国』(講談社,2007)を紹介する拙文を寄せた.
拙文では岩本篤志先生の書評(『東方』319)に言及したが,入稿から印刷の間に森部豊先生の書評(『古代文化』59-3, 2007.12)も出ているので,こちらも併せて参照されたい.
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赤木 崇敏 2007:「帰義軍時代敦煌オアシスの税草徴発と文書行政」『待兼山論叢』史学篇41, pp. 27-53.
抽印を拝領.赤木さんありがとうございました.
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佐藤 貴保 2007:「西夏の二つの官僚集団」『東洋史研究』66-3, pp. 34-66.
森安 孝夫 2007:「唐代における胡と仏教的世界地理」『東洋史研究』66-3, pp. 1-33 (r.p.).
五十嵐 大介 2007:「マムルーク体制とワクフ」『東洋史研究』66-3, pp. 34-64 (r.p.).
佐藤論文は4年前の東洋史研究会大会の報告が元ネタらしく,満を持しての投稿かと拝察する.
森安先生も昨秋の東方学会全国総会での講演内容に即するものだろう.
ところで『東洋史研究』は,先般から横組み論文には当用字を用いている.そのため,森安論文の題名は雑誌表紙では「佛教」,論文扉頁では「仏教」となっている.これは五十嵐論文の「體制/体制」も同じ.あえて統一しない原則なのだろうが,雑誌の本体でまで違っているのはちょっと落ち着かない.
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竹越 孝 2007:「『至元譯語』・『蒙古譯語』の諸本について」『語学教育フォーラム』13, pp. 115-123.
遠藤 光暁・竹越 孝・更科 慎一・馮 蒸 2007:「華夷訳語関係文献目録」『語学教育フォーラム』13, pp. 197-228.
抽印を拝領.竹越先生ありがとうございました.
この2篇で『至元訳語』・『華夷譯語』諸テキストの情報はほぼ網羅されているといってよかろう.
特に前者は Allsen 論文を見直す上で大変便利(←自己メモ)
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ICANAS38の参加記を寄せた標題誌が届く.
モンゴル関係のレポートがないのは,実際に学会での研究報告が少なかったからなのでご了承いただきたい(ただし Cerensodnom 教授にお目もじ出来たのは光栄だった)
全国会員総会や同時開催シンポなどの様子をうかがい知る.
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佐藤 貴保 2007:「西夏時代末期における黒水城の状況」井上充幸・加藤雄三・森谷一樹(編)『オアシス地域史論叢』松香堂,pp. 57-79.
佐藤 貴保 2007:「西夏時代における黒河流域の交通路」沈衞榮・中尾正義・史金波(編)『黒水城人文與環境研究:黒水城人文與環境國際學術討論會文集』中國人民大學出版社,pp. 447-462.
佐藤 貴保 2007:「西夏文字に親しむ」『世界史のしおり』2007-10, pp. 14-16.
佐藤 貴保・赤木 崇敏・坂尻 彰宏・呉 正科 2007:「漢蔵合璧西夏「黒水橋碑」再考」『内陸アジア言語の研究』22, pp. 1-38.
年末の中央アジア学フォーラムで抽印・影印を拝領し,別パケットで郵送していたもの.
佐藤さん,あらためてありがとうございました.新天地新潟でのご活躍にも期待しております.
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オチル・エンフトゥル・エルデネボルド 2007:(清水奈都紀訳)『ハル・ブフ城址とトーラ河流域の契丹都市・集落』(科研「内陸アジア諸言語資料の解読によるモンゴルの都市発展と交通に関する総合研究」ニュースレター02)大阪国際大学.
分担参加の表題科研の報告会で,代表者の松田孝一先生から拝領.松田先生ありがとうございました.
原書は Ochir / Enkhtor / Erdenebold (eds.), Khar Bukh balgas ba Tuul golyn sav dakhi Khyatany ueiin khot, suuringuud (Ulaanbaatar, 2005).
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『龍谷デジタルアーカイブの世界』(龍谷大学大宮図書館2007年度後期展覧)龍谷大学,2007.
これも中央アジア学フォーラムで橘堂晃一さんから拝領.橘堂さんありがとうございました.
龍大の展覧カタログはそこそこに持っているのだが,『混一疆理歴代国都之図』が入っているものは初めてかも.
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『通信』(東京外大AA研)121, 2007.
荒川慎太郎「好奇字展」,近藤信彰「第2回ペルシア語文書学セミナー」,武田和哉「第7回遼金西夏史研究会大会」,など
中央アジア学フォーラムで武田和哉さんから拝領.武田さんありがとうございました.
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牛根 靖裕 2007:「モンゴル時代オルドス地方のチャガン・ノール分地」『立命館史学』28, pp. 83-112.
抽印を拝領.牛根さんありがとうございました.
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栗林 均 2007:「『元朝秘史』四部叢刊本と葉徳輝刊本との対校研究」『東北アジア研究』11, pp. 89-114.
栗林 均 2007:「『華夷訳語(甲種本)』における同音漢字の使い分けについて」『語学教育フォーラム』13, pp. 155-166.
岡 洋樹 2007:(編)『モンゴルの環境と変容する社会』(東北アジア研究センター研究叢書27)東北大学東北アジア研究センター.
Tsyrempilov, N. / Ts. Vanchikova 2006: (eds.) Annotated Catalogue of the Collection of Mongolian, Tibatan and Buddhist studies of Siberian Branch of Russian Academy of Sciences. Sendai.
抽印および東北アジア研究センターの刊行物を拝領.栗林先生いつもありがとうございます.
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舩田 善之 2007:「蒙文直訳体の成立をめぐって」『語学教育フォーラム』13, pp. 7-19.
抽印を拝領.舩田さんありがとうございました.
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森平 雅彦 2007:「牒と咨のあいだ」『史淵』144, pp. 93-137.
九州史学会のシンポジウムで抽印を拝領.ありがとうございました.
それにしてもシンポジウム司会としての森平さんの会場さばきはすばらしかったです(私は最後に余計なことをグダグダと言ってしまった.すみませんでした).
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鐘江 宏之 2007:『地下から出土した文字』(日本史リブレット15)山川出版社.
かつての同僚である鐘江先生からご恵贈に与る.
鐘江先生ありがとうございました.
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榮 新江 2007:「闞氏高昌王国與柔然・西域的關係」『歴史研究』2007-2, pp. 4-14.
畢 波 2007:「怛羅斯之戰和天威健兒赴碎葉」『歴史研究』2007-2, pp. 15-31.
文 欣 2007:「唐代差科簿制作過程」『歴史研究』2007-2, pp. 43-59.
陳 昊 2007:「“暦日”還是“具注暦日”」『歴史研究』2007-2, pp. 60-68.
孟 憲實 2007:「唐代府兵“番上”新解」『歴史研究』2007-2, pp. 69-77.
吐魯番文書関係の論考が目白押し.
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陳 懷宇 2007:「初唐時期佛教動植物分類」高田時雄(編)『唐代宗教文化與制度』京都大學人文科學研究所,pp. 1-39.
王 丁 2007:「柏林吐魯番特藏中的一件出自交河的漢文摩尼教文書」高田時雄(編)『唐代宗教文化與制度』京都大學人文科學研究所,pp. 41-65.
劉 屹 2007:「“太上妙法本相經”的品題和成書問題」高田時雄(編)『唐代宗教文化與制度』京都大學人文科學研究所,pp. 67-85.
余 欣 2007:「中國古代占風術研究」高田時雄(編)『唐代宗教文化與制度』京都大學人文科學研究所,pp. 87-114.
史 睿 2007:「“顕慶禮”所見唐代禮典與法典的關係」高田時雄(編)『唐代宗教文化與制度』京都大學人文科學研究所,pp. 115-132.
馮 培紅 2007:「論唐五代藩鎭幕職的帯職現象」高田時雄(編)『唐代宗教文化與制度』京都大學人文科學研究所,pp. 133-210.
おそらくは高田時雄先生・王丁氏のご差配により,京大人文研のCOEプログラム事務局から頂戴.ありがとうございました.
王丁さんを除く執筆者は皆私よりも若い(馮培紅先生が年下というのも初めて知った).う〜む.
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小松久男ほか(編)『中央ユーラシアを知る事典』平凡社,2005.
吐魯番出張中に共編者でもある梅村坦先生から拝領.梅村先生ありがとうございました.
本文は初版そのものと変更ないものの,欄外にその後に更新されたデータが追加されている.
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榮 新江 2007:(西村陽子訳)「シルクロードの新出土文書」『東洋学報』89-2, pp. 59-78.
池田 温 2007:(書評)「沙知・呉芳思(編)『斯塔因第三次中亞考古所獲漢文文獻(非佛教部分)①②』『東洋学報』89-2, pp. 86-99.
榮新江論文は現在整理中の吐魯番新出文書の研究整理作業の報告だが,吐魯番〜高昌国〜唐代西州とエフタル・突厥など内陸アジア諸勢力との交渉史に新局面を開く内容.
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孔 凡禮 2007:「南宋著述入金考」『文史』2007-3, pp. 155-170.
劉 曉 2007:「元代公文起首語初探」『文史』2007-3, pp. 171-182.
程 章燦 2007:「元明刻石世家三考」『文史』2007-3, pp. 197-216.
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家島 彦一 2007:(訳注)『中国とインドの諸情報1・第一の書』(東洋文庫766)平凡社.
岩本先生のブログで知り得たもので,アラビア語原典に基づく訳註書.
東西交渉史にとって重要な原典史料が容易に入手できるようになったことは慶事.
第2巻の出来も鶴首される.
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Tumurtogoo, D. / Cecegdari, G. 2006: Mongolian Monuments in Uighur-Mongolian Script (XIII-XVI Centuries). Taipei. ISBN978-986-00-7826-8
松川節先生の紹介記事で知り得たもの.
転写校訂では,音韻学的な変化に着目する一方で,必ずしも文書の字面を追ったわけではないらしい.
またテキスト転写だけで訳はまったくなく(これは著者がモンゴル人ゆえか),拙稿[松井1997]で扱った蒙漢合璧文書が見落とされているのも残念だが,現時点では最多数の文献を集成して有益であることは間違いない.
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陳 國燦 2006:「唐代的“執衣”與執衣錢」『中華文史論叢』2006-3, pp. 235-246.
劉 進寶 2006:「唐五代敦煌種植“紅藍”研究」『中華文史論叢』2006-3, pp. 247-270.
林 悟殊 2006:「宋元温州選眞寺摩尼教屬性再辨析」『中華文史論叢』2006-4, pp. 265-288.
殷 小平 2006:「從『大興國寺記』看元代江南景教的興起」『中華文史論叢』2006-4, pp. 289-314.
鄧 文寛 2007:「中國古代暦日文化来柬埔寨的影響」『中華文史論叢』2007-2, pp. 207-218.
孫 伯君 2007:「西夏佛經翻譯的用字特點與譯經時代的判定」『中華文史論叢』2007-2, pp. 307-326.
孫 繼民 2007:「俄藏黒水城文獻宋代小胡族文書試譯」『中華文史論叢』2007-2, pp. 327-343.
陳 瑞青 2007:「從俄藏黒水城文獻看宋代公文的貼黄制度」『中華文史論叢』2007-2, pp. 345-358.
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勒柯克 (A. von Le Coq) ・瓦爾特施密特 (E. Waldschmidt) 2006:『新疆佛教藝術』上・下.新疆教育出版社.
格倫威徳爾 (A. Grünwedel) 2007: 趙崇民・巫新華(訳)『新疆古佛寺:1905-1907年考察成果』中國人民大學.
勒克科 (A. von Le Coq) 2005: 趙崇民・巫新華(訳)『中亞藝術與文化史圖鑑』中國人民大學.
最初のものは Die buddhistische Spätantike in Mittelasien,
次が Altbuddhistische Kultstätten in Chinesisch-Turkistan,
最後が Bilderatlas zur Kunst und Kulturgeschichte Mittel-Asiens の漢訳.
最初のものはカラー写真も見事に複製されている巨冊(値段もすごかった).科研費をとっていてよかったと思わせられる.
その他のものも,図版は原著より縮小されているらしいが,ほぼ完全な中訳らしい.
中国におけるトゥルファン学の成長を印象づける.
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亀井明徳 2007:『カラコルム遺跡出土陶磁器の研究』櫂歌書房.
こちらは四日市さんの日記で知り得たもの.
遺物そのものは破片・小断片がほとんどだが,全編アート紙+カラー写真で美しい.
カラコルムだけでなく集寧や新安沖沈船の遺物とも比較研究あり.
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孫 伯君 2007:「徳藏吐魯番所出西夏文『郁伽長者問經』殘片考」『絲綢之路民族古文字與文化藝術討論會文集』上冊,三秦出版社,pp. 30-36.
張 鐵山 2007:「莫高窟北區B128窟出土回鶻文『慈悲道場懺法』殘葉研究」『絲綢之路民族古文字與文化藝術討論會文集』上冊,三秦出版社,pp. 37-47.
劉 戈 2007:「回鶻文契約三種文字的譯本及其存在的問題」『絲綢之路民族古文字與文化藝術討論會文集』上冊,三秦出版社,pp. 48-62.
王 紅梅・楊 富學 2007:「回鶻文藏密經典所見“七寶”考」『絲綢之路民族古文字與文化藝術討論會文集』上冊,三秦出版社,pp. 63-73.
王 新青 2007:「回鶻語 tängri, qaγan, xan 語源考」『絲綢之路民族古文字與文化藝術討論會文集』上冊,三秦出版社,pp. 74-92.
嘎日迪 (Garudi) 2007:「近十幾年来敦煌石窟區考古發現中的蒙古文文獻」『絲綢之路民族古文字與文化藝術討論會文集』上冊,三秦出版社,pp. 166-170.
敖特根 (Otgon) 2007:「莫高窟北區出土蒙古文殘文書B119:7」『絲綢之路民族古文字與文化藝術討論會文集』上冊,三秦出版社,pp. 171-191.
夏 雷鳴 2007:「從怯廬文文書看鄯善國僧人的社會生活」『絲綢之路民族古文字與文化藝術討論會文集』上冊,三秦出版社,pp. 202-219.
李 樹輝 2007:「博采衆長・兼容并蓄的高昌回鶻文化」『絲綢之路民族古文字與文化藝術討論會文集』上冊,三秦出版社,pp. 259-300.
朱 悦梅 2007:「甘州回鶻與周邊政権的關係及其特點」『絲綢之路民族古文字與文化藝術討論會文集』上冊,三秦出版社,pp. 301-320.
李 正宇 2007:「“曲尤”考」『絲綢之路民族古文字與文化藝術討論會文集』上冊,三秦出版社,pp. 489-498.
鄭 炳林 2007:「晩唐五代河西地區的居民結構研究」『絲綢之路民族古文字與文化藝術討論會文集』下冊,三秦出版社,pp. 671-703.
今夏の中国出張中,その筋ではよく知られた敦煌の石室書店にて購入,別送していたもの.
2〜3年ほど前に開催された学会の報告論文集だが,上下2冊に多数の論考が含まれる.
上掲の論文はやはり個人的な関心でメモしたもの.
特に,この間敦煌北区文書を読み直しているOtgon氏の研究には今後とも要注目だろう.
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Mao, Min(毛民)2007: Images of the Hephtalites in Sino-Sogdian Art. 『歐亞學刊』6, pp. 54-65.
劉 文鎖 2007:「唐代“胡人”圖像初探」『歐亞學刊』6, pp. 97-112.
黨 寶海 2007:「古代蒙古的飲金爲誓」『歐亞學刊』6, pp. 130-137.
馬 小鶴 2007:「吐火羅與挹怛雜居考」『歐亞學刊』6, pp. 154-164.
榮 新江 2007:「北朝隋唐粟特人之遷徙及其聚落補考」『歐亞學刊』6, pp. 165-178.
Osawa, T.(大澤孝)2007: Who Was Apa Tarkan during the Reign of the Second Eastern Kaghanate in Mongolia? 『歐亞學刊』6, pp. 206-219.
烏雲高娃 2007:「蒙古與高麗戰爭」『歐亞學刊』6, pp. 220-234.
陳 凌 2007:「突厥毗伽可汗寶藏及相關問題」『歐亞學刊』7, pp. 73-86.
沈 衞榮 2007:「序説有關西夏・元朝所傳藏傳密法之漢文文獻」『歐亞學刊』7, pp. 159-179.
虞 萬里 2007:「黒城文書『資治通鑑綱目』殘葉考釋」『歐亞學刊』7, pp. 180-202.
この2号は「古代内陸歐亞與中國文化國際學術研討會論文集」となっている.
上記は個人的関心からメモしたもので,他にもマニ教や新疆の岩画に関する論考などあり.
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シェーファー 2007: 吉田真弓(訳)『サマルカンドの金の桃』勉誠出版.ISBN978-4-585-02082-0
ラウファー 2007: 杉穎夫(訳)『古代イランの文明史への中国の貢献』新風舎. ISBN978-4-289-01713-3
東西文化交流史に関する古典的名著2冊の和訳が相次いで出来.
前者はすでに岩本篤志先生もご紹介済みだが,ラウファー和訳の紹介では先んじたか(笑)
前者は一昨年に2006年公刊と版元から予告されていたが,1年遅れとなった.
後者はぱっと眺めても誤植が気になるが,訳者の労を多とすべき.
両者とも,前近代の東西文化交流の基礎的知識を得るのを格段に容易にするものといえよう.
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Uluslararası Karadeniz İncelemeleri Derigisi 2, 2007. ISSN 1307-0169.
これもICANAS会場で配付されていたもの.
NACSISによれば本誌は日本に1冊もないらしい.
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Babayar, G. 2007: Köktürk Kağanlığı Sikkeleri Kataloğu. Ankara.
ICANAS会場で著者より拝領.
突厥だけにとどまらずソグドやトハリスタンの関係する貨幣も扱う.
図版は全てカラー写真,解説はトルコ語だけでなく英語対訳も載せるなど,学界を大いに裨益するだろう.
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耿 世民 2007:『維吾爾與哈薩克語文學論集』中央民族大學出版社.
王 世麗 2006:『安北與単于都護府』雲南人民出版社.
潘 清 2006:『元代江南民族重組與文化交融』鳳凰出版社.
方 齢貴 2004:『元史叢考』民族出版社.
「民族文化」関係の書籍では,王府井よりもこちらが上だと思うが,いかがだろうか.
耿世民先生のこの間の刊行エネルギーには感嘆を禁じ得ない.ただし上掲著には重複論文も載る.
方齢貴先生・潘清氏の図書もWebcatでのヒット数はあまり多くないようだ.
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茨黙 (P. Zieme) 2007: 桂林・楊富學(譯)『佛教與回鶻社會』民族出版社.
方 詩銘・方 小芬 2007:『中國史歴日和中西歴日對照表』上海人民出版社.
新疆・敦煌出張の帰途一泊した北京で購入.
前者はとりあえずの記念だが,中国のウイグル学のレベルアップに貢献しよう.
後者は,この間なかなか入手できなかった基本工具書(勤務先にも無かった)で,このたびの再刊を慶びたい.附編として殷周時代および革命後以降の暦が追加されている.
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竹越 孝 2007:『清代満洲語文法書三種』(KOTONOHA単刊1)古代文字資料館(愛知県立大学).
ご恵投に与る.竹越先生ありがとうございました.
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耿 世民 2003:『維吾爾古代文獻研究』中央民族大學出版社.
王 書慶・楊 富學 2006:『敦煌佛教與禪宗研究論集』香港天馬出版有限公司.
田 衞疆 2006:『高昌回鶻史稿』新疆人民出版社.
先日来,科研出張のため烏魯木斉・吐魯番・敦煌を歴訪して本日帰国.
これはいずれもウルムチ南門脇の小書店にて.
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小田中 直樹 2007:『世界史の教室から』山川出版社.
いったんは生協ネットで入手不可となったのだが,なんとか調達できた.
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Kasai, Y. 2007: Rezension zu Ablet Semet, Lexikalische Untersuchungen zur uigurischen Xuanzang-Biographie, Wiesbaden, 2005. Orientalische Literaturzeitung 102-2, pp. 247-252.
影印を拝領.笠井さんありがとうございました.
Ablet 氏の玄奘伝研究はなかなかに便利だと思っていたが,この書評によれば完璧とはいえないようだ.
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Zieme, P. 2005: La poésie en turc ancien d’après le témoignage des manuscrits de Turfan et Dunhuang. Comptes Rendus de l’Académie des Inscriptions & Belles-Lettres 2005, nov.-déc., pp. 1145-1168.
抽印を拝領.Zieme先生いつもありがとうございます.
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赤坂 恒明 2007:「バイダル裔系譜情報とカラホト漢文文書」『西南アジア研究』66, pp. 43-66.
抽印を拝領.律儀にもネタ元として私の名前を出してくださっていることにも深謝.
東方チャガタイ勢力がハミを越えてリュクチュンにまで進出していたという後半の議論には問題なしとしないが(5月の口頭発表へのレポートでも指摘済み),これは14世紀以降の東部天山の政治情勢がよくわかっていないことに起因するわけで,当方への問題提起と受け止めることにしたい.
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石塚晴通「国際学会参加報告:1907-2007,敦煌の百年」は今春ロンドンで開催された標記学会のルポ.
また,今秋の全国総会の予定も載る.
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Biran, M. 2007: Chinggis Khan (Makers of the Muslim World). Oxford. ISBN978-1-85168-502-8.
著者より拝領.Biran先生ありがとうございました.
出典脚註付きという点で,ちょっと高度な概説書という趣き.
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羅 炤 2007:「洛陽新出土『大秦景教宣元至本經及幢記』石幢的幾個問題」『文物』2007-6, pp, 30-42, 48.
あと,チベットでの仏教石窟の調査報告.
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相馬 秀廣 2007:(代表)『中国タリム盆地におけるシルクロード時代の遺跡の立地条件からみた類型化』科研費報告書 (No. 15251009).
弘前ワークショップで拝領.伊藤先生ありがとうございました.
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渡辺 健哉 2007:「元の大都の形成」『中国の王権と都市』(大阪市立大学大学院文学研究科COE・重点研究共催シンポジウム報告書)大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター,pp. 65-82.
これも弘前ワークショップで拝領.
渡辺さん,ご来青ともどもありがとうございました.
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沈 衞榮・中尾 正義・史 金波 2007:(主編)『黒水城人文與環境研究:黒水城人文與環境國際學術討論會文集』中國人民大學出版社.
『地球環境を黒河に探る』(アジア遊学99)勉誠出版,2007
『好奇字展:漢字と東アジアの文字周遊』東京外国語大学AA研,2007.
これも弘前ワークショップ会場で拝領したもの.
荒川さん,わざわざのご来青とあわせてお礼申し上げます.
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上山 大峻・三谷 真澄 2000:「旅順博物館蔵大谷探検隊将来資料について」『龍谷大学国際社会文化研究所紀要』3, pp. 407-427.
三谷 真澄 2001:「『般若灯論』中の『無畏』」『日本西蔵学会々報』46, pp. 17-30.
三谷 真澄 2002:「ブッダパーリタの言語観」『光華会宗教研究論集』3, pp. 43-65.
三谷 真澄 2005:「『賢愚経』における霊的精神」『日本仏教学会年報』71, pp. 83-98.
三谷 真澄 2006:「龍谷大学所蔵青木文教師収集資料について」『仏教学研究』60/61, pp. 1-26.
三谷 真澄・磯部 友美 2006:「旅順博物館蔵大谷探検隊収集漢文資料について」『仏教文化研究所紀要』45, pp. 1-26.
日経BPムック「変革する大学」シリーズ『龍谷大学』2005-2006年版,2005.
『国際文化ジャーナル』11, 2007.
『龍谷』63, 2007.
旅順博物館展のレセプションで頂戴していたもの.
三谷先生,大部のパケットをありがとうございました.あらためてお礼申し上げます.
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白須 淨眞 2007:「内陸アジア・東アジア・チベット世界における文殊信仰のトポロジー(位相)」『西藏自治区ー青海省を結ぶ藏族の工芸美術と芸能の文化:その資料と保存に関する研究』科研費報告書 (No. 15401009), pp. 67-96.
影印を拝領.白須先生ありがとうございました.
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張 娜麗 2006:「羽田亨博士収集「西域出土文献写真」について」『お茶の水史学』50, pp. 1-64.
弘前ワークショップの会場で抽印を拝領.
張先生,ありがとうございました.
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Raschmann, S.-Chr. 2007: Alttürkische Handschriften 13, Dokumente 1 (Verzeichnis orientalischen Handschriften in Deutschland XIII-21). Stuttgart.
待望久しかったベルリン所蔵ウイグル語世俗文書のカタログで,著者から拝領.
既公刊の拙稿はもとより博士論文,さらには修士論文(今となっては間違いだらけで恥ずかしいのだが)まで引用・言及下さった Raschmann 先生のご好意に深甚の謝意を示したい.ありがとうございました.
ベルリン所蔵文献は Digital Turfan Archiv で通覧できるとはいえ,より効率的なアクセスがこのカタログによって可能となる.
ということは私のライバルが増えてしまう可能性も大きくなるわけだ.
とっとと博士論文公刊の準備を進めねば......
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黨寶海 2007:「元朝延祐年間北方邊將脱忽赤叛亂考──讀『大元贈嶺北行省右丞忠愍公廟碑』──」『西域研究』2007-2, pp. 61-69.
松田孝一先生から影印を拝領.松田先生ありがとうございました.
科研ニュースレター拙稿と同一碑文をモンゴルで偶見された著者の論文.
執筆段階で杉山正明先生の研究を見落としているが,関係資料の博捜に学ぶべきところ大.
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『内陸アジア諸言語資料の解読によるモンゴルの都市発展と交通に関する総合研究
ニュースレター』01, 2007.
松田孝一・白石典之「モンゴル高原における集落・都市成立史の概略」
中村淳「1339年立石の漢文碑文「剏建三霊侯廟記」について」
松井太「和寧郡忠愍公廟碑」
オチル・ガントゥルガ(オユンジャルガル訳)「ツァガーン・バイシン遺跡のモンゴル語碑文」
鈴木宏節「モンゴル国セレンゲ県発見の漢文碑文」
大澤正巳「タヒリン・オス遺跡採集鍛冶関連遺物の金属学的調査」
拙稿は延祐年間の「トガチの乱」に関係する新出碑文の報告.
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舩田 善之 2007:「蒙文直訳体の展開──「霊巌寺聖旨碑」の事例研究──」『内陸アジア史研究』22, pp. 1-20.
抽印を拝領.舩田さんありがとうございました.
個人的には,モンゴル期の地税に関する拙案が補強されたのがありがたい.
なお『内陸アジア史研究』22号の目次はこちら.
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井上 充幸・加藤 雄三・森谷 一樹 2007:(編)『オアシス地域史論叢──黒河流域2000年の点描──』松香堂.
關尾先生・岩本さん・舩田さんのエントリから刊行を知ってはいたが,生協ネット販路にはなかなか乗らず,ずいぶん入手に手間取った.
目次はむとうすさんのエントリを参照されたい.
いずれも興味深い論考が並ぶが,『黒城』刊行の元代カラホト文書を真正面から扱った研究が無いのはやや意外.
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Gardner, I. / S. Lieu / K. Parry 2005: (eds.) From Palmyra to Zayton: Epigraphy and Iconography (Silk Road Sutdies 10). Turnhout.
3月の中央アジア学フォーラムで紹介されたもので,ようやく手許に届く.
後半部が泉州のネストリウス派キリスト教墓誌銘の研究に充てられる.
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林 俊雄 2007:『スキタイと匈奴』(興亡の世界史2)講談社.
「草原遊牧文明論」を中心に林先生の年来のご研究を平易に概説.
タイトルのスキタイと匈奴のみならずフン族にまで論及あり.
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恒例の「回顧と展望」特集号.
内陸アジア前半は森部豊,後半は宇山智彦,魏晋南北朝は岡部毅史,隋唐は山根直生,五代宋元は小川快之の各氏が担当.
往年に比べてトゥルファン研究が少なくなった感は否めない.
7月のワークショップをいささかなりとも再活性化の契機としたいもの.
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Biran, M. 2001: "Like a Mighty Wall:" the Armies of the Qara Khitai. Jerusalem Studies in Arabic and Islam 25, pp. 44-91.
Biran, M. 2001: Qarakhanid Studies. A View from the Qara Khitai Edge. Cahiers d'Asie Centrale No. 9, Études Karakhanides, pp. 77-89.
Biran, M. 2002: The Chaghadaids and Islam: The Conversion of Tarmashirin Khan (1331-1334). Journal of American Oriental Society 122-4, pp. 742-752.
Biran, M. 2002: The Battle of Herat (1270): A Case of Inter-Mongol Warfare. In: D. di Cosmo (ed.), Warfare in Inner asian History (500-1800), Leiden / Boston / Köln, pp. 175-219.
Biran, M. 2004: The Mongol Transformation: From the Steppe to Eurasian Empire. In: J. P. Arnason / B. Wittrock (eds.), Eurasian Transformations, Tenth to Thirteenth Centuries, Leiden / Boston, pp. 339-361.
Biran, M. 2005: True to Their Ways: Why the Qara Khitai did not convert to Islam. In: R. Amitai / M. Biran (eds.), Mongols, Turks, and Others. Eurasian Nomads and the Sedentary World, Leiden / Boston, pp. 175-199.
Biran, M. 2006: Between China and Islam: The Administration of the Qara Khitai (Western Liao), 1124-1218. In: D. Sneath (ed.), Imperial Statecraft: Political Forms and Techniques of Governance in Inner Asia, Sixth - Twentieth Centuries, Bellingham, pp. 63-83.
Transactions of ICES 50 (2005) の拙稿がお目にとまったところから知遇を得て,抽印・影印を大量に拝受.Biran先生ありがとうございました.
特に西遼関係のものはご単著以外には未入手だった.
他の論文もあらためて勉強させていただこう.
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東京文化財研究所文化遺産国際協力センター(編)『シルクロードの壁画:東西文化の交流を探る』言叢社,2007.
昨年正月のコロキウム・シンポジウムの報告論文集.
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藤井 譲治・杉山 正明・金田 章裕 2007:(編)『大地の肖像:絵図・地図が語る世界』京都大学学術出版会.
『混一疆理歴代国都之図』と『カタルーニャ地図』を押し眺める杉山先生の「東西の世界図が語る人類最初の大地平」が圧巻.14世紀初頭のチャガタイ=ウルス史に関するデータが重要.
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沈 衞榮・中尾 正義・史 金波 2007:(主編)『黒水城人文與環境研究:黒水城人文與環境國際學術討論會文集』中國人民大學出版社.
沈衞榮「宗教信仰和環境需求:11至14世紀藏傳密教于黒水城地區的流行」
向本健「西夏における黒水城と敦煌の仏教文化について」
史金波「西夏時期的黒水城社會」
榮新江「『俄藏敦煌文獻』中的黒水城文獻」
佐藤貴保「西夏時代における黒河流域の交通路」
荒川慎太郎「黒城出土西夏語音韻学資料考」
烏雲畢力格 (Oyunbilig)「一份黒城出土畏吾兒體蒙古文文書釋読與漢譯」
張國旺「黒城出土元代漢文文書研究綜述」
四日市研究室の日記で知り得たもので,昨年9月のエチナ学会の報告論文集.
総637頁に中文・英文・和文論文が40本,到底目次全てを入力してるヒマはないので,上掲諸論文は私の関心に即したに過ぎない.
史金波論文は西夏語文書研究のさらなる進展を予想させる内容.
Oyunbilig氏の論文にはぜひとも写真複製をつけて欲しかった(校訂テキストには疑わしい点はないが)
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53号(2007.4)
中村 雅之「『華夷譯語(甲種)』漢字音訳の基礎方言」
吉池 孝一「女真進士題名碑の拓本について」
54号(2007.5)
中村 雅之「官話と北京語」
吉池孝一先生から拝領.吉池先生ありがとうございました.
『元朝秘史』漢字音訳が南方音を基礎とするという中村氏の所説は,先行研究に対する批判をもう少し詳論してほしいところ.
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卡拉 (Kara, G.) 2006: 敖特根(訳)『東方學研究所聖彼得堡分所收藏哈喇浩特及西域出土中世紀蒙古文文獻研究』民族出版社.
Manuscripta Orientalia 9-2 (2003) 所収論文の漢訳.ちなみに英語原文も併載.
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こんなブログのエントリを発見.
三十姓突厥とは「當系後突厥汗国復興之中堅力量,具体来説,即是単于大都護府起事之突厥二十四州加上薛延陀六州,一州對一姓,正為三十姓;而突厥二十四姓本身又以嫡系十二姓(即“突厥默啜可汗十二部落”)為核心」とのこと.
筆者の cinason なる方,鈴木さんの「三十姓突厥」説を解するのに当ブログの乱暴なまとめを参照しただけ,というのはいただけないが,他処では Henning や Czegledy,さらに Marvazi の Minorsky 訳も参照していたりと,ただの好事家とは思えない.
反論は鈴木さんにおまかせするとして,私としては彼ないし彼女の正体を知りたいなあ.
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今枝 由郎 2007:「敦煌文書発見百年」『図書』699, pp. 20-25.
敦煌文書の「呉家文書」としての性格に光を当て,短いながらも示唆に富む一文.
ついでに,新刊紹介欄では歴史学研究会(編)『世界史史料』を発見.
私も執筆参加した第4巻がちゃんとラインナップに入っている.
3年前に原稿を送ってから刊行についてはついぞ知らされず,もはやお蔵入りかと思っていた.
とりあえずはよしとしよう(ようやく原稿料がもらえそうだ)
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宮澤 知之 2007:『中国銅銭の世界』(佛教大学鷹陵文化叢書16)思文閣出版,2007.
「交鈔の価値低下は年月に比してわずか,元が巧みに紙幣制度を維持した」という見解は要注目.
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川口 琢司 2007:『ティムール帝国支配層の研究』北海道大学出版会.
著者の旧稿を増補改訂しつつ一書にまとめたもの.
当然ながら,チャガタイ=ウルス〜モグール=ウルスへの論及も多々あり,あらためて精読を要する.
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薩仁高娃 (Serengowa) 2006:「伯希和洞窟筆記所見少數民族文字題記」敦煌研究院(編)『2004年石窟研究國際學術會議論文集』上海古籍出版社,pp. 774-791.
敦煌石窟の非漢語題記を相当に網羅したリストが載っており,昨年の敦煌調査の前に刊行されていたら便利だったのにと思わせる.
しかし,題記自体を Grottes de Touen-Houang 所収の Pelliot の手稿で提示するにとどまるのは残念.
敦煌石窟の実際の写真複製を出すのは難しいとは重々承知しているが,中国で Grottes de Touen-Houang のコピーをとる方が大変ではなかっただろうか?
またモンゴル文の解読も「これはないだろう」と想像される箇所が散見.これは Pelliot の手稿のせいだが.
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京都大学人文科学研究所(編),臨川書店,2007.2
辛嶋 靜志 2007:「『佛典漢語詞典』の構想」
王 邦維 2007:「洛州無影──『南海寄歸内法傳』中の一文に關する新考察」
榎本 文雄 2007:「佛教研究における漢譯佛典の有用性」
ロベール (Robert, J.-N. A.) 2007:「『法華經』における竺法護の飜譯の方法」
林 悟殊 2007:「漢文マニ教經典と漢文景教經典の巨視的比較」
デーク (Deeg, M.) 2007:「瓦礫の山から神を掘る──景教文獻と研究のイデオロギー」
榮 新江 2007:「唐代の佛・道二教から見た外道──景教徒」
濱田 正美 2007:「『歸眞總義』──中央アジアにおけるその源流」
など.
2004年11月の京大COEによる国際シンポジウムの報告論文集.
COE関係の報告書類は(特に田舎では)甚だ入手困難なので,このように市販されるのはありがたい.
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小沼 孝博 2007:「清朝とカザフ遊牧勢力との政治的関係に関する一考察」『アジア・アフリカ言語文化研究』72 (2006), pp. 39-63.
小沼 孝博 2006:(評)パーデュー (Pardeau, P. C.) 『中国の西征──清の中央ユーラシア征服── (China Marches West: The Qing Conquest of Central Eurasia)』『東洋学報』88-3, pp. 40-48.
抽印を拝領.小沼さんありがとうございました.
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竹越 孝 2007:(編)『中国語のコーパス構築及び近世中国語テキストの計量言語学的研究』科研費報告書 (No. 1552029).
報告書を拝領.竹越先生ありがとうございました.
資料編の老乞大4種の対校が便利.
後半は中国語の中国言語学研究論文集.
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ヘブライ大学の Michal Biran 先生からのメールで,欧米で最も権威ある歴史研究入門書シリーズの1冊として表題書が準備されているとの情報を得た(ただし,版元Cambridge UP のサイトにも未登録)
かつての The Cambridge History of Early Inner Asia がキタイ・女真で終わっているので,今度はおそらくモンゴル帝国期以降が扱われるものだろう.
Biran 先生はチャガタイ=ウルスの章をご担当とのことで,楽しみだ.
とはいえ,例によって円安の問題が.....
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陸 離 2006:「也談敦煌文書中的唐五代“地子”・“地税”」『歴史研究』2006-4, pp. 164-172.
沈 衞榮 2006:「重構十一至十四世紀的西域佛教史」『歴史研究』2006-5, pp. 23-34.
沈 衞榮 2006:「再論『彰所知論』輿『蒙古源流』」『中央研究院歴史語言研究所集刊』77-4, pp. 697-721.
王 小甫 2007:「拜火教輿突厥興衰」『歴史研究』2007-1, pp. 24-40.
陸論文はチベット文書まで利用しており,精読を要する.
沈衞榮氏は昨秋のモンゴル学会でも興味深い報告を呈されており,この2論文でもウイグル・モンゴル仏教にまで説き及ぶ.
王論文は実際にはソグド集団が主題.
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京都大學人文科學研究所・西陲發現中國中世寫本研究班,2007.3
高田 時雄「李滂と白堅」
齋藤 智寛「中央研究院歴史語言研究所傅斯年圖書館藏「敦煌文獻」漢文部分敍録補」
山口 正晃「敦煌研究院藏「北魏敦煌鎮軍官籍簿」(敦研068號)について」
辻 正博「『格式律令事類』殘卷の發見と唐代法典研究」
永田 知之「唐代喪服儀禮の一斑――書儀に見える「禫」をめぐって」
米田 健志「敦煌本『續集古今佛道論衡』と『漢法本内傳』の僞作とについて」
松浦 典弘「敦煌尼僧関係文書管見」
王 丁「吐魯番出土的唐代唯識學文獻小考」
岩尾 一史「吐蕃支配下敦煌の納入寄進用リスト」
山本 孝子「敦煌・吐魯番文獻圖録・目録集覽稿(1)」
執筆陣の一人,王丁さんからご教示いただいて刊行を知り得た.王丁さんありがとうございました.
こちらのリンクからPDFファイルを閲覧可能.
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講談社学術文庫,2007.2
1977年講談社刊『中央アジアの遊牧民族』(世界の歴史12)の文庫化.
今となっては使えない記述も多いが,講義テキストとしては検討の余地があるかもしれない.
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アジア地域文化学叢書7,雄山閣,2007.
後藤 健「新疆ウイグル自治区における地域文化の形成」
アクバル・ニヤーズ「トルファン盆地周辺における車師遺跡の考察」
岡内 三眞「トルファン五銖銭と中原五銖銭」
中條 英樹「馬具からみた新疆ウイグル自治区の文化交流」
持田 大輔「トルファンにおける中原系墓制の伝播と変遷」
米澤 雅美「ホータン出土彩色四神木棺にみる10世紀の中原と西域」
山田 俊輔「角杯に見るユーラシアの東西交流」
など.
岡内スクールを主体とする考古学的視点のシルクロード研究.
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モンゴル学研究基礎資料1,風響社,2006.12.
乾隆〜民国期のモンゴル語文書51点について解説・テキスト転写・図版を提示.
和訳がついていないのは(私には)惜しいが,何より広く学界に資料を提供しようとする姿勢に頭が下がる.
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東方書店,2006.12
CORONA衛星写真・フィールドワークによる靖遠・六盤山経由ルートについての考察は貴重.
ただし,このルートを玄奘が帰路で利用したという結論は立証不足のように感じられる.
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ブリグト 2007:「『元朝秘史』における漢字音の「文白異読」」『日本モンゴル学会紀要』37, pp. 33-44.
など.
また,彙報欄の充実が目を引く.
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後藤 明 2007:(書評)「羽田正『イスラーム世界の創造』」『歴史学研究』823, pp. 54-57.
丸橋 充拓 2007:(書評)「大津透『日唐律令制の財政構造』」『歴史学研究』827, pp. 41-44.
個人的には後者が特に有益.
大津著書もあらためて読み返さねばならない.
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平田 昌司 2007:「中華文明の骨格」紀平英作(編)『グローバル化時代の人文学』上,京都大学学術出版会,pp. 5-29.
濱田 正美 2007:「テュルク人とイスラーム」紀平英作(編)『グローバル化時代の人文学』上,京都大学学術出版会,pp. 53-82.
中務 哲郎 2007:「古代ギリシア人の世界意識と歴史記述」紀平英作(編)『グローバル化時代の人文学』上,京都大学学術出版会,pp. 149-170.
吉田 和彦 2007:「言語からみたインド・ヨーロッパ世界」紀平英作(編)『グローバル化時代の人文学』上,京都大学学術出版会,pp. 171-193.
杉山 正明 2007:「ユーラシア世界史から人類史へ」紀平英作(編)『グローバル化時代の人文学』上,京都大学学術出版会,pp. 194-220.
夫馬 進 2007:「明朝中国による対朝鮮外交の鏡としての対ベトナム外交」紀平英作(編)『グローバル化時代の人文学』下,京都大学学術出版会,pp. 225-252.
濱田・杉山両先生が期せずして?オグズ=カガン説話を扱っているのが注目される.
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關尾 史郎 2006:「莫高窟北區出土“大涼安樂三年 (619) 二月郭方随葬遺物疏”的兩三箇問題」『敦煌吐魯番研究』9, pp. 111-122.
關尾 史郎 2006:「從吐魯番帶出的“五胡”時期戸籍殘巻兩件」『吐魯番學研究──第二届吐魯番學國際學術研討會論文集』上海辭書出版社,pp. 180-190.
これも先般抜刷を頂戴していたもの.關尾先生,あらためてお礼申し上げます.
前者の「安楽3年」文書は私も昨年敦煌で実見した.
後者のCh6001v文書の釈文で,現在利用されないMIK番号を提示するのは誤解を招く畏れがあるかも.
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大澤 孝 2007:「近年におけるビルゲ可汗遺跡の発掘調査と亀石・碑文の方位から見た対唐関係」『史朋』39, pp. 14-38.
抜刷を拝領.大澤先生ありがとうございました.
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白石 典之・ツェヴェーンドルジ 2007:「和林興元閣新考」『資料学研究』4, pp. 1-14 (r.p.).
關尾 史郎 2007:「敦煌の古墓群と出土鎮墓文(上)」『資料学研究』4, pp. 15-31 (r.p.).
榎並 岳志 2007:「劉克莊撰「孟少保神道碑」訳注」『資料学研究』4, pp. 38-98.
岩本 篤志 2007:「敦煌本『新修本草』校注初稿」『資料学研究』4, pp. 99-125.
關尾史郎先生から拝領.關尾先生ありがとうございました.
白石・ツェヴェーンドルジ論文は万安宮と興元閣との関係に再考を迫る.
榎並論文は「端平入洛」で著名な孟珙の神道碑を扱うが,タガチャルやテムテイなど,モンゴル帝国史側から補足できる情報が多々あると思う.モンゴル語 sayin が南宋でも流行していたのは面白い.
今回,關尾先生には,本誌とあわせ多数の新刊・新稿を同封下さった.おいおい紹介させていただくこととしたい.
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田村 健 2006:「9〜10世紀におけるハザルの二重王権」『アラブ・イスラム研究』5, pp. 55-70.
抜刷を拝領.田村さんありがとうございます.
文献研究に基づくイスラーム化以前の西北ユーラシア史の日本語論文は久々ではなかろうか.
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劉 戈 2006:『回鶻文買賣契約譯注』中華書局.ISBN978-7-101-01541-3
学習院大学の市来弘志さんを通じて著者より拝領.劉戈先生・市来さんありがとうございます.
校訂テキストが無く,まさに「訳注」なのは少々とまどうが,山田『ウイグル文契約文書集成』にとどまらず庄垣内先生の書評までフォローするなど,日本の研究が相当に参照されているのは印象深い.
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羽田 正 2007:(書評)「家島彦一『海域から見た歴史』」『東洋史研究』65-4, pp. 83-93.
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Zhang Huiming 張 惠明 2007: Les collections de Turfan conservées en Russie. Origine et conservation. In: J.-P. Drége / O. Venture, Études de Dunhuang et Turfan, Droz, pp. 369-410.
Zhang Huiming 張 惠明 / M. L. Rudova / N. G. Pčelin 2007: Inventaire des pièces de Turfan conservées au Musée de l’Ermitage. In: J.-P. Drége / O. Venture, Études de Dunhuang et Turfan, Droz, pp. 411-448.
抜刷を拝領.
張惠明女史はパリとペテルブルクを根拠として,エルミタージュのトゥルファン将来文物の研究に携わっておられる.
ウイグル銘文の解読に協力することから知遇を得た.全面的な公開にはまだまだ時間と予算がかかるそうだが,進展を祈念.
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