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2011/03/21

イスタンブル出張(第0日・第1日)

昨年の在外研究での主要課題であるベルリン旧蔵ウイグル語文書写真資料の研究のため,イスタンブルへ出張。震災をうけてキャンセルするかギリギリまで悩んだものの,弘前では食糧・燃料が不足している状況でもあり,帰国までに復旧することを念じつつ決行することに。

3月19日(土)
阪大で開催された遼金西夏史研究会大会を傍聴。震災後にもかかわらず,参加者多数。大会後の懇親会もとい情報交換会は大広間がぎちぎちだった。震災でご本人・関係者が被害を受けられた方々にお見舞い。二次会は失礼して,大阪空港隣のホテルに宿泊。

3月20日(日)
6:30,伊丹空港へ。成田行のNH2176便,および成田で乗り継ぐイスタンブル行TK51便にチェックイン。
7:55,離陸。ANAの利用は8年ぶりくらいか。ボーイング777の余裕ある座席ピッチも快適だった。とはいえ,ANAは10年ほど前に青森から撤退した。JALをサゲてANAをアゲる人も多いが,ANAが地方路線を切り捨てていることを棚に上げているという点では支持できない。
9:15,成田空港第1ターミナル着。TAXI中,退役したJALの747型機が駐機しているのをいくつも見かける。これを使って,震災の被災者を九州や四国など暖かい地方へ運んであげることはできないのであろうか,などと考える。
震災の影響で帰国便を変更したため,一旦カウンターに出てトルコ航空のオフィスに訂正版のEチケットの手配を依頼。遅い朝食ののち,出国。免税店でお土産を調達。
12:30,34番ゲート前に。すぐ近くにNTTが無料の無線LANアクセスポイントを設置しており,メールなどをチェックできた。成田・羽田は関空と違って無線LANへの接続がプロバイダとの契約だの有料だのとややこしいので,これは有難い設備。とはいえ,数m離れただけで接続できなくなってしまう。ほぼ全エリアで無料アクセスを実現しているソウル仁川に比べ,ビジネスマンにとってのハブ空港として,設備上でずいぶん遅れをとっている印象。ペテルブルクのプールコヴォ空港でさえフリー無線LANが走っているというのに。
トルコ航空からのアナウンスで,今回のTK51便はソウル経由,イスタンブル到着は当初予定から2時間遅れて22:30になるという。これも地震の影響(ガソリン不足と,乗務員の宿泊施設)の影響らしい。
14:50,搭乗開始。15:20,離陸。
17:36,ソウル仁川空港に到着。再出発まで1時間,機外に出ることは不許可。にもかかわらず,日本語アナウンスは,全く関係のないイスタンブルでの国内線乗継ぎについて説明していた。日本人CAを解雇したため,マニュアルの文章を意味もわからずに読んでいるのだろうが,こんな的外れのアナウンスが来るのは,万一の緊急事態を考えると心配になる。英語もトルコ語も解さない日本人乗客とくに年配のおばちゃん数名が,待機の事情がわからず不平たらたらだった。
18:15,仁川を離陸。ソウルからは日本語を解するCAが搭乗した模様。ようやく食事とアルコールがサーブされる。
23:20,イスタンブル・アタテュルク国際空港到着。しかし放射能検査のため,ブリッジには横付けされず,また降機までえらく待たされる。バスでターミナルへ向かい,入国審査を経て荷物をピックアップ。日本の震災の救援任務からトルコに戻った赤新月社のレスキュー隊員を見かけたので,ささやかながら一言お礼を申し上げておいた。免税店で買い物。店員から日本の地震についてお見舞いの言葉をもらう。
0:30,タクシーで市内のホテルへ。この運転手さんからも,やはり日本へのお見舞い。トルコの親日国ぶりを実感する。1:00,ホテル到着。日本で朝を迎えた家族と連絡ののち,就寝。

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