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2011年2月

2011/02/24

第11回遼金西夏史研究会大会(最終告知)

2011年3月19日(土)・20日(日)
大阪大学豊中キャンパス 文系総合研究棟 C501教室

3月19日(土)13:20〜18:10
田先千春(九州大学)「敦煌の布帛画 ──基底材選択とその背景に関する試論──」
ミニシンポジウム「遼・金・西夏研究の現状と展望」 〔150分〕
報告者:飯山知保(早稲田大学)・佐藤貴保(新潟大学)・高井康典行(早稲田大学)
司会:渡辺健哉(東北大学)
総会

3月20日(日)9:30〜15:00
藤野月子(九州大学)「中国における和蕃公主の降嫁について」
藤本匡(龍谷大学)「西夏法典中に見られる宗教規程」
荒川慎太郎(東京外国語大学)「2010年度内蒙古自治区文物考古研究所文献調査報告(西夏文文献編)」
山内晋次(神戸女子大学)「「東アジア史」再考──日本古代史研究からのアプローチ──」

既報の大会のプログラムが発表された。
参加の趣には,必ず研究会の本サイトをご参照のこと。

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2011/02/23

国際ワークショップ「磚画・壁画の環東アジア」

2011年3月5日(土),10:00〜17:00
新潟大学五十嵐キャンパス,総合教育研究棟D棟1階大会議室

趣旨説明:關尾史郎(新潟大学)
佐々木正治(愛媛大学)「四川農業画像磚から見る漢代墓葬画像の発展と系譜―四川と甘粛の比較から」
三崎良章(早稲田大学本庄高等学院)「甘粛の磚画と遼寧の壁画―墓主像の比較を中心として」
高橋秀樹(新潟大学)「中国古代墓壁画に見られる西方的要素について―河西地域を中心として」
内田宏美(新潟大学)「画像資料に見る魏晋時代の武器―河西地域を中心として」
荻美津夫(新潟大学)「河西地域の磚画・壁画にみられる魏晋南北朝時代の楽器」
徐永大(韓国・仁荷大学校文科大学)「高句麗壁画に与えた遼寧壁画の影響について」(通訳あり)
司会:岩本篤志(新潟大学)・佐藤貴保(新潟大学)

主催:日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究(A)「出土資料群のデータベース化とそれを用いた中国古代史上の基層社会に関する多面的分析」プロジェクト
新潟大学人文社会・教育科学系附置環東アジア研究センター
新潟大学超域研究機構「東部ユーラシア周縁世界の文化システムに関する資料学的研究」プロジェクト

關尾史郎先生からご案内を頂戴する。關尾先生ありがとうございました。
すでに關尾先生のブログや諸処で紹介されているが,当ブログでも念のため。
会場や懇親会の準備の都合上,参加の趣きには事前に事務局へのご連絡をとのこと。

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2011/02/20

中央アジア古文献の研究-にしとひがし-(ユーラシア言語研究コンソーシアム国際シンポジウム)

2011年2月20日(日)14:00~17:30
京都大学大学院文学研究科附属ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)

司会:菅原睦(東京外国語大学)
Peter Zieme: "Notes on Old Uighur word lists and dictionaries"
Irina Popova: "Findings of the Russian expeditions in the manuscript collection of the Institute of Oriental Manuscripts, Russian Academy of Sciences"
Abdurishid Yakup: "Recent findings and ongoing projects on Uigurica in China"
コーディネータ:庄垣内正弘(京都産業大学)

前日に引き続いて,こちらのシンポも拝聴してきた。
Abdurishid 先生によれば,トゥルファン地域の諸石窟でもウイグル語石窟銘文を組織的に収集するプロジェクトが進行中だとのこと。今後の進展が期待される。

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2011/02/19

ユーラシア言語研究コンソーシアム年次総会:アジア言語の研究-最新の報告

2011年2月19日(土)11:10~19:20
京都大学大学院文学研究科附属ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)

総合司会:大﨑紀子(羽田記念館)
はじめに:久保智之(九州大学)
第1 セッション (11:15–13:00) ―司会:栗林均(東北大学)
 吉村大樹 「ウズベク語の属格名詞の分離現象について」
 梅谷博之 「モンゴル語のpreverb」
 菅原睦 「『神秘の宝庫』ウイグル文字写本(ベルリン国立図書館 Ms. orient. oct. 358)について」
 庄垣内正弘 「敦煌出土漢文に付せられた音注漢字とウイグル漢字音」
 佐藤久美子 「トルコ語における疑問詞の音声的卓立について」
 大﨑紀子 「『元朝秘史』における中期モンゴル語動詞の複数性に関する一考察」
 王海波 「三家子満洲語の声調について」
第2 セッション (14:00–15:30) ―司会:岸田泰浩(大阪大学)
 ミルカマル, アイダル「敦煌B157 窟新発見ウイグル文「阿含経」断片二件」
 松岡雄太 「モンゴル語の補助動詞 suu- について」
 栗林裕 「トルコ語の語彙の意味と構文の意味」
 栗林均 「『満漢大辞典』(遼寧民族出版社、1993)の電子化について」
 久保智之 「シベ語のイントネーション」
 岸田泰浩 「アルメニア語の動詞における地域的・類型的特徴について」
第3 セッション (15:50–17:20) ―司会:藤代節(神戸市看護大学)
 岸田文隆 「対馬宗家文庫朝鮮語ハングル書簡類について」
 川澄哲也 「漢語西寧方言の声調中和」(仮題)
 角道正佳 「土族語互助東山方言の特徴 -2010 年8 月の現地調査より-」
 鍛治広真 「エウェン語の語幹末鼻音」
 早津恵美子 「現代日本語のヴォイス再考-構文論的なカテゴリーとしてのヴォイス-」
 早田輝洋 「満洲語の変遷に関する中間報告」
第4 セッション (17:40–18:55) ― 司会:栗林裕(岡山大学)
 林徹 「Lexical replacement について」
 橋本勝 「『元朝秘史』奥書に見える地名に寄せて」
 藤代節 「ロシア語ピジンとヤクート語ピジンについての予備的考察」
 江畑冬生 「「属格の痕跡」とされるサハ語の形式について」
 バルプナル, メティン「現代トルコ語における "o" 系列指示詞の特徴について」
総括 (18:55) ―林徹(東京大学)

たまたま庄垣内正弘先生からご案内をいただく機会があり,厚かましくも上洛・拝聴してきた。
古代トルコ語・モンゴル語だけでアゴを出している身には,総勢24人のスピーカによる最新の言語学研究の成果はちょっと刺激過多で,もうお腹いっぱいというところです。

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2011/02/18

東洋文庫・内陸アジア出土古文献研究会3月例会

日時:2011年3月12日(土)15:00-18:00
財団法人東洋文庫7F 第1・2会議室(東京都文京区本駒込2-28-21)

片山章雄(東海大学):「大谷文書中の3種9層の霊芝雲の問題」
速水大・十時淳一・吉田章人(東洋文庫中央アジア研究班研究協力者):
「東洋文庫にて整理確認済みのマイクロフィルム中の胡漢文書について」

内陸アジア出土古文献研究会からメールにてご案内を頂戴する。
3月12日といえば,国立大学はどこでも後期入試をやっているはず。
首都圏の大学なら入試を終えて参加も可能なのだろうが ....

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2011/02/14

サンクトペテルブルク出張(第8日・第9日)

2011年2月13日(日)
8:00,さらに1週間調査を継続される佐藤さんに見送られつつ,タクシーでホテルを出発。
8:45,プールコヴォ空港着。しかし,先般のモスクワでの爆弾テロをうけてか,空港の入口でのセキュリティチェックの行列。15分程で通過し,カフェで一息つく。
9:45,今度はチェックインカウンターに入るための行列に並ぶ。
10:30,フィンランド航空のチェックイン開始。しかし,私のチケットはカウンターではなく,航空会社のブースでなければ変更できないという。あわててセキュリティエリアを出て,2Fのブースに向かう。手続を終えた頃には,セキュリティ行列は消えていた。特定の時間帯が異常に混み合うらしい。
11:00,無事に出国。コーラで乾杯。
11:50,搭乗ゲートで3度目のセキュリティチェック。厚着の冬場では,いちいちコートまで脱ぐのが本当に面倒。
Img_016211:55,搭乗開始。12:30頃,離陸。
12:30頃,ヘルシンキ着陸。またまた乗継便のセキュリティチェックを経て,カフェで昼食。交替で免税店などを物色。
15:30頃,我々と入れ替わりにペテルブルクで調査される坂尻彰宏さん・岩本篤志さん・赤木崇敏さん・伊藤一馬さんの一隊が関空から到着,合流。情報交換。
16:45,私と荒川さんは成田行きAY73便のゲートへ,齊藤さんは関空便へ。16:55,搭乗開始。ヨーロッパの諸処からの乗継ぎで帰国すると思しき日本人観光客で満員。
17:25,定刻通り離陸。

2011年2月14日(月)
10:05,成田着陸。幸いにも入国審査・荷物ピックアップはスムースに進む。
10:35,荒川さんと別れ,青森へ帰るためにリムジンバスで都心へ。

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2011/02/13

サンクトペテルブルク出張(第7日)

2011年2月12日(土)
10:00,ホテル出発。今朝はマイナス18℃。まずは昨日 Popova 先生からご教示いただいた,ロシア人類学博物館の展覧会へ。博物館の広さと豊富な人類学・民族学資料に感嘆。
ファストフード店で昼食の後,古書店2軒をめぐるが,やはりめぼしいものは少ない。T. Pang, Man'chzhurskie pis'mennye pamiatniki po istorii i kul'ture imperii Cin XVII–XVIII vv, SPB, 2006のみ。
17:30,夕食はドイツ料理の Chajka で。
19:00,徒歩でホテルへ。20:00,ホテル着,付設のバーで軽く飲み直す。生の黒ビールが美味。ポーランド産だろうか。21:00,解散。

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2011/02/12

サンクトペテルブルク出張(第6日)

2011年2月11日(金)
9:30,ホテル出発。今朝の気温はマイナス12℃,さすがに寒いと感じる。
10:10,到着。当初は土曜日までの作業を予定していたが,係員の都合もあって土曜日は閲覧室閉室となり,従って本日が調査の最終日となる。
P211107913:00,ポポワ先生のお招きをいただき,所長室でティータイム,種々の学問的情報をうかがう。この間に新たにモスクワからエルミタージュに移ってきたというトゥルファン文物や,ペテルブルクの諸機関から発行される雑誌について。
14:45,調査再開。
17:00,撤収。最後にポポワ先生にご挨拶,再拝を期す。
ホテル周辺の各レストランは金曜の夕方ということでいずれも満席。やむなく,連日で中華料理店に。しかしヴァイスビアーは美味しかった。

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2011/02/11

サンクトペテルブルク出張(第5日)

2011年2月10日(木)
7:00,起床。9:35,出発。
10:10,研究所着。Tugusheva 先生の AOH (1971) 論文で有名な SI 2Kr 17 (→ SI 3791) を実見。
また,拙稿で扱った SI Kr I 149 (→ SI 4234) を再検討。人名だけは若干訂正すべきという判断に。
13:00,Kychanov 先生のお招きをいただき,食パン・ハム・紅茶の簡単なランチにあずかりつつ,研究所の昔日の状況や,最近の西夏学研究の動向などを拝聴。
17:00,撤収。ホテル近くの中華料理店で夕食。20:00,ホテルへ帰着。

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2011/02/10

サンクトペテルブルク出張(第4日)

2011年2月9日(水)
8:30,朝食。
9:40,徒歩でホテルを出発。10:15,研究所到着。
今日の文献出納担当は Kirill Bogdanov 先生。
Matsui 2006, Six contracts ... で使った 4bKr 223 (→ SI 4095) を初めて実見,幸いにも契約文書のテキストは拙稿のもので間違いなかったが,ウラ面の書簡のほうはやや訂正すべき箇所あり。
16:30,研究所を撤収し,ペテルブルク大学内の書店へ向かう。ただし,前週に某先生が当地入りされていたためか,V. A. Livšic, Sogdijskaja epigrafika Srednej Azii i Semirech'ja, SPB, 2008 以外にはめぼしいものはなかった。
18:00,インド料理「タンドール」で夕食。ここを訪れるのは10年ぶりだろうか。荒川さんによれば,その間に経営者は何度か交替しているらしい。ちなみに昨年と比べても値段が上がっているとのこと。
19:50,帰路に。20:45,ホテル到着,就寝。

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2011/02/09

サンクトペテルブルク出張(第3日)

2011年2月8日(火)
8:30,朝食。
9:30,徒歩でホテルを出発。10:10,研究所到着。
10:30,作業開始。
17:00,撤収。今夕は Popova先生,Kychanov 先生を宴席にご招待するため,両先生のお仕事完了までロビーで待機。
17:30,両先生とともに研究所を出立,Popova 先生のご案内でネフスキー大通りに近いレストランへ。シャシリクなどを堪能しつつ,今秋予定中の吐魯番学会や来年の国際学会についての情報を交換。ちなみに Popova 先生によれば,現在ウイグル語文献につけられている4桁番号は,文献室での検索のためのものなので,論文引用には旧来の Kr 番号も必ずしも無効ではないとのこと。
20:00,解散。21:00,ホテル到着,就寝。

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2011/02/08

サンクトペテルブルク出張(第2日)

2011年2月7日(月)
7:00,起床。8:30,朝食。
10:15,ホテル受付でパスポートを返してもらう(手数料100RB)。手持ちの米ドルを両替した後,徒歩で東洋文献研究所へ向かう。今朝の気温はマイナス7℃程度,弘前並みなのでそれほど寒さは感じない。
11:00頃,研究所到着。入口でちょうど Kychanov 先生にお会いしたおかげで,無用の誰何を避けて所内へ。まずは所長室へ向かい,Popova 先生にご挨拶,拙稿抽印や日本のお土産などを謹呈。1週間の調査の次第などを取り決める。2009年敦煌学会の Proceedings は現在鋭意編集中だが,特に図版を使う論文が多いため,追加の出版費用を捻出する計画とのこと。投稿した拙稿を校正するよう指示される。所長室を辞去したところで,Klyashtornyj 先生にもお目もじ。
12:30,2Fの文献閲覧室で仕事開始。出納担当者は Amalia Zhukovskaya 先生。現在,研究所所蔵のウイグル語文献には,かつての Kr(otokov) 番号にかわり,新たな4桁の整理番号がつけられている。
SI Kr IV 256 (inv. 1952g 3002) → SI 1783 (Inv. 1783)
SI Kr IV 604 (Inv. 1952g 3352) → SI 3131 (Inv. 3138)
16:55,撤収。徒歩でホテルへ戻る。
18:00,ホテル近郊のロシアレストランで食事。
20:00頃,ホテル帰着,就寝。

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2011/02/07

サンクトペテルブルク出張(第0日・第1日)

ロシア科学アカデミー・サンクトペテルブルク東洋文献研究所を訪問し,同研究所所蔵のウイグル語文献を調査。ペテルブルクには一昨年9月の敦煌学会で訪問したが,資料調査となるとなんと8年ぶりになる。

2011年2月5日(土),最終の羽田便で上京。

2011年2月6日(日)
8:30,泉岳寺から京成の成田アクセス特急に乗車。コストパフォーマンスではNEXより格段に上と感じる。9:40,成田空港第2ターミナルに。ヘルシンキ行きフィンランド航空カウンターはすでに長蛇の列。ここで同行の荒川慎太郎さんと合流。
10:30,ようやくチェックイン完了。ここからまたも手荷物検査の行列。
11:00,出国完了。くつろぐ間もなくゲート前に移動。11:20,AY074便に搭乗開始。
定刻の12:00より若干早く離陸。
15:10,ヘルシンキ・ヴァンター空港着陸。ブリッジからターミナルに入ったところで,関空から到着した佐藤貴保さん・齊藤茂雄さんと合流。混雑している2Fの乗継ぎゲートを避けて,階下から乗継ぎ。カフェで軽食。
19:10,ロシア航空とのコードシェア便AY6850に搭乗。機体はボーイング737-500。定刻通り19:50に離陸。
21:40, プールコヴォ空港に着陸。他の便からの客も合わさり,入国審査は大行列。22:10,荷物をピックアップして入国完了。迎えのジャンボタクシーで,宿舎となるサンクトペテルブルクホテルへ。
22:50,ホテル到着。就寝。

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2011/02/04

佐藤貴保先生から

佐藤 貴保 2010:「西夏法令集『天盛禁令』符牌関連条文訳注(上)」『西北出土文献研究』8, pp. 101-120.
佐藤 貴保 2010:「現物調査に基づく西夏法令集『天盛禁令』条文の復元」荒川慎太郎・高井康典行・渡辺健哉(編)『遼金西夏研究の現在(3)』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, pp. 87-106.

影印・抽印を拝領。佐藤先生ありがとうございました。

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2011/02/03

岩尾一史さんから

岩尾 一史 2010:「古代チベットの会計と支出処理」沈衞榮(編)『西域歴史語言研究集刊』第3輯,科学出版社,pp. 33-54.

影印を拝領。岩尾さんありがとうございました。

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