« 第46回野尻湖クリルタイ(第2次案内) | トップページ | Abita qurは閉鎖したわけではありません »

2009/06/29

『史学雑誌』118-5, 2009

恒例の「回顧と展望」号.
内陸アジアは武田和哉・村上信明,隋・唐は平田陽一郎,宋・元は山口智哉の各氏がご担当.
言及された3本の拙稿のうち,安西楡林窟論文については『内陸アジア言語の研究』23号の英文で多々増補している.当blogの読者には,今後はこちらを参照されるようお願い申し上げます.

ちなみに Steenstrup 氏の Nordica mediaevalis にも,「回顧と展望」関係の批評が寄せられている.
例年各分野でままみられる「世間に配慮して論文の要約のみで終わる向き」に対する物足りなさは日東西共通のものと得心.
「欧米での研究成果を無視して日本の研究史だけで卒論を済まそうとするならば、少なくとも私の母校では留年である」も非の打ちようがない正論なのだが,これをわが勤務先でどこまで徹底できるか,毎年頭の痛いところだ.

Steenstrup 氏は最後に,史学会に抽印・影印を送らない人たちも批判されている.
そういえば,当方も諸事にかまけて送るのを忘れていた.
楡林窟の英文拙稿が言及されていなかったのはそのせいかもしれない.
武田さん,ご苦労をかけて申し訳ありませんでした.

|

« 第46回野尻湖クリルタイ(第2次案内) | トップページ | Abita qurは閉鎖したわけではありません »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/117703/45489769

この記事へのトラックバック一覧です: 『史学雑誌』118-5, 2009:

« 第46回野尻湖クリルタイ(第2次案内) | トップページ | Abita qurは閉鎖したわけではありません »