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2009/02/26

国際シンポジウム“都市と環境の歴史学:5年間の成果”

2009年3月14日(土)・15日(日) 9:00〜18:30
中央大学駿河台記念館(JR御茶ノ水駅南徒歩5分)6階会議室
主催:日本学術振興会科学研究費・基盤研究(S)「歴史学的視角から分析する東アジアの都市問題と環境問題」研究組織(研究代表者・中央大学 妹尾達彦)
後援:(財団法人)東方学会

3月14日(土) “都市史と環境史の交わる場”
シンポジウム第1日目の趣旨説明 
9:00〜9:10 妹尾達彦(中国都市史:中央大学)

第1部 黄土高原の都市と環境
9:10〜9:40 李孝聡(中国都市史:北京大学)
「農牧複合地帯の都市遺跡と環境」〔中国語報告〕
9:40〜10:10 侯甬堅(中国環境史:陝西師範大学)
「統万城遺跡〜生活と環境の歴史〜」〔中国語報告〕
10:10〜10:40 桑広書(中国自然地理・浙江師範大学)
「オルドス高原における明代長城の地理境界の意義」〔中国語報告〕
10:40〜10:50 小休憩
10:50〜11:20 張萍(中国経済地理:陝西師範大学)
「城鎮・市場・環境〜清・民国期における陝北長城内外の市鎮と経済〜」〔中国語報告〕
11:20〜11:50 成一農(中国都市史:中国社会科学院)
「清・民国期の靖辺県城の立地〜農牧複合地帯の都市と環境〜」〔中国語報告〕
11:50〜12:20 深尾葉子(中国環境史:大阪大学)
「中国黄土地帯の都市と農村」〔日本語報告〕
12:20〜13:00 お昼休み

基調講演
13:00〜13:50 斯波義信(中国都市史:東洋文庫顧問)
「中国社会における都・鄙連続rural-urban continuum関係の生起」

第2部 都市のネットワークと環境
13:50〜14:20 McDermott,J.P.(中国社会史:ケンブリッッジ大学)
"Urban Kinsmen and Urban Trading Networks in the Ming"〔英語報告〕
14:20〜14:50 包慕萍(建築史:首都大学東京)
「南北農牧交錯地帯の都市構造〜内モンゴルのフフホトと雲南の麗江の比較」〔日本語報告〕
14:50〜15:00 小休憩
15:00〜15:30 韓茂莉(中国環境史:北京大学)
「全新世中期における西遼河流域の聚落立地と環境」〔中国語報告〕
15:30〜16:00 羅豊(考古学:寧夏文物考古研究所)
「唐王朝の馬印」〔中国語報告〕
16:00〜16:30 新免康(中央アジア史:中央大学)
「中国新疆の都市ヤルカンドとイスラーム聖者廟」〔日本語報告〕
16:30〜5:00 新宮学(中国都市史:山形大学)
「近世中国における皇城の成立」〔日本語報告〕
17:00〜17:10 小休憩
コメント
17:10〜17:30 石見清裕(東ユーラシア史:早稲田大学)
17:30〜17:50 高村雅彦(建築史:法政大学)
17:50〜18:30 全体討論
総合司会 陳力(考古学:阪南大学)


第2日目 3月15日(日) “ユーラシア大陸東部の比較都城史”

シンポジウム第2日目の趣旨説明 
9:00-9:10 妹尾達彦(中国都市史:中央大学)

第1部 長安
9:10〜9:40 辛徳勇(中国歴史地理学:北京大学)
「薛季宣の『未央宮記』と漢長安城未央宮」(中国語報告〕
9:40〜10:10 栄新江(東ユーラシア史:北京大学)
「隋唐長安の寺院と環境」〔中国語報告〕
10:10〜10:40 張建林(考古学:陝西省考古研究院)
「唐代皇帝陵と唐長安城」〔中国語報告〕
10:40〜10:50 小休憩

10:50〜11:20陳弱水(中国史:台湾大学)
「唐代長安の宦官グループ〜特に軍人との関係をめぐって〜」〔中国語報告〕
11:20〜11:50 王才強(建築史:シンガポール国立大学)
"A Digital Reconstruction of Tang Period Chang'an
with Particular Emphasis on Its Wards"〔英語報告〕
11:50〜12:20 酒寄雅志(東北ユーラシア史:国学院大学栃木短期大学)
「渤海の都城制度」〔日本語報告〕
12:20〜13:00 お昼休み

第2部 7、8世紀の東アジア都市
13:00〜13:30 朴漢済(東ユーラシア史:ソウル大学)
「唐代六胡州の州城の建置と運営〜「降民」の安置と役使の一類型〜」〔韓国語報告〕
13:30〜14:00 寧欣(中国史:北京師範大学)
「中国古代都市と市民社会--唐朝を中心にして〜」〔中国語報告〕
14:00〜14:30 田中俊明(朝鮮史・東ユーラシア史:滋賀県立大学)
「高句麗長安城の築造と遷都」〔日本語報告〕
14:30〜15:00 林部均(考古学:橿原考古学研究所)
「飛鳥・藤原京研究の現状と今後の展望」〔日本語報告〕
15:00〜15:10 小休憩
15:10〜15:40 井上和人(考古学:奈良文化財研究所)
「古代日本における都城の生成〜平城京遷都に至る歴史過程〜」〔日本語報告〕
15:40〜16:10 橋本義則(日本史:山口大学)
「東アジア比較都城史の試み〜東亜比較都城史研究会五年のあゆみ〜」〔日本語報告〕
16:10〜16:40 妹尾達彦(中国都市史・中央大学)
「都市と環境の歴史学〜本シンポジウムでの議論をふまえて〜」〔日本語報告〕
16:40〜16:50 小休憩
コメント
16:50〜17:10 佐藤信(日本史:東京大学)
17:10〜17:30 李成市(朝鮮史・東ユーラシア史:早稲田大学)
17:30〜18:30 全体討論
総合司会 陳力(考古学:阪南大学)

・シンポジウムの目的
 本シンポジウムの目的は,日本学術振興会科学研究費・基盤研究(S)「歴史学的視角から分析する東アジアの都市問題と環境問題」(平成16年度〜20年度)研究組織の5年間の共同研究の成果を公開することです。この目的のために,本シンポジウムでは,共同研究に関わる学問分野を先導されている研究者にもご協力をお願いし,講演・報告・コメントをしていただくことで,問題のより広く深い検討をめざしています。
 本共同研究のテーマは,東アジア(ユーラシア大陸東部)各地域の都市と環境の歴史を,長い時間軸の中で比較しながら分析することで,現代の東アジアが直面する都市と環境をめぐる諸問題の歴史的背景を探ることです。
 この目的を遂行するために本共同研究がとった方法は,研究組織に,文献史学,環境学,自然・人文地理学,考古学,建築学等の多分野の研究者に集っていただき,各自の専門分野と分析方法をふまえた上で,都市と環境の歴史という共通のテーマを分析する,という方法です。
 出身地域も,学問経歴も,研究方法も,それぞれ異なる研究者たちが,たがいの専門領域にもとづいて一つの共通のテーマを競い合って分析する研究環境は,異なる専門間の「共通言語」をつくりだす力を必然的に各研究者に生じさせ,新しい歴史認識を生み出します。
 本シンポジウムの目的は,この「共通言語」,あるいは議論の基盤となる共通の認識を構築していく私たちの歩みを,各報告者の最新の研究成果のかたちをとって披露することです。一人でも多くの方が,本シンポジウムに参加していただけることを願っています。

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以上,研究代表の妹尾達彦先生からご案内を頂戴.妹尾先生ありがとうございました.
今年度から科研費の冊子体報告書は廃止されるようなので,都会で大規模に進展しているプロジェクトの成果を窺知することは辺境ではますます難しくなるだろう.
他のプロジェクトでも,本シンポジウムのような形で成果総括の機会が設けられることを祈念.

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