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2008/10/21

10月20日:第3回吐魯番学国際学術研討会(第2日)

8:50,起床,朝食.
9:30,部会へ.
Valerie Hansen,「從吐魯番・撒馬爾罕文書看絲綢之路上的貿易」.質疑の最中,司会の榮新江先生から,突然「ウイグルにおける交易状態は?」などと質問をふられてしまった.なんとか対応する.
沈衞榮「吐魯番回鶻文献中所見的蔵伝密教」沈衞榮先生とは昨年敦煌調査中に偶然お目もじしていたのをご記憶下さっていた.敦煌北区出土モンゴル語文書とウイグル人チベット仏教徒を論じた拙稿抽印2篇を献呈.
A. Melek Özyetgin, “Criminal Law Practices in Turfan Uigurs according to Civil Documents.”ウイグル地域における yasa の施行については梅村坦先生に旧稿があるが,資料の増えた現時点で再考する余地は大いにあると感じられた.
11:30〜12:30,休憩.12:30〜,部会再開
郭平梁「回鶻文研究在中国」
Ablim Keyyum「在吐魯番,吐魯番学学術研究事業的発展」
松井太「俄藏回鶻文『修士奴・薬師奴文書』與吐峪溝的『阿彌陀窟』」
MacBookのディスプレイ読み込みがうまくいかず,KeyNoteの発表者モードが使えなかったので,若干グダグダなプレゼンとなったが,司会の榮新江先生がうまくフォローしてくださったおかげで質疑もスムースに行なえた.
13:30〜,昼食・休憩
15:30〜,再開.
梁濤「台藏塔的保護與加固研究」
Erica Hunter, “The Christian Library at Turfan: An AHRC Project Exploring the Syriac-Script Manuscripts from Bulayïq.”ブライク出土のキリスト教関係文書の内容は興味深い.
Simone-Christiane Raschmann, “New Results of Cataloguing the Old Turkish Documents in the Berlin Turfan Collection.” Raschmann博士が報告された未公刊史料により,拙稿「ドゥア文書」の歴史的背景の理解は少なくない修正を迫られることになった(泣)博士から共同研究のお申し出をいただき,一も二もなく応諾.
Julia Elikhina, “Khotanese Collection of the State Hermitage”
王啓濤「新獲吐魯番出土文献詞語考釋」
山部能宜「再次探討石窟用途」シヴシドゥ・ヤクシドゥ関係文書でもそうだが,仏僧たちの活動は壁画経典や銘文だけでなく,実態的に考える必要があるとのご提言を重く受け止めねばならない.
Desmond Durkin-Meisterernst, “Manichaean Terminology in Sogdian Texts”
解散後,司会を務められていた陳國燦先生にご挨拶し,プログラムの関係で拝聴できなかった「対西州回鶻時期一件漢文造佛塔記的研究」の予稿を拝領.
19:30〜 夕食.
21:00〜,再開.
湯士華・陳愛峯「雅爾湖石窟4號窟千佛圖像研究」ウイグルの銘文が紹介される.定型的な「(某が)書いた.記念となれ」なので,すぐにテキストを渡しておく.
Yukiyo Kasai, “The Uyghur Commentary on the Vimalakirtinirdesa-sutra.”
森美智代「中国早期中心窟起源試論」
22:30〜,部会終了後,前夜のメンバーをはじめ日本人集団数名で歓談.梅村坦先生による共同研究プロジェクトの正式締結・発進を言祝ぐ.解散,就寝.

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