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2007年3月

2007/03/30

『東方』313, 2007

森部 豊 2007:「今,契丹研究がおもしろい!:武田和哉(編)『草原の王朝・契丹国(遼朝)の遺跡と文物』」『東方』313, pp. 24-26.
澁谷 浩一 2007:「清朝と内陸アジアの関係を研究するための第一級史料:『清内閣蒙古堂档』」『東方』313, pp. 31-34.

これも森部豊先生から拝領.森部さんありがとうございます.
内陸アジア関係の重要書籍に関する書評2本.

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2007/03/29

黄河下流域の歴史と環境

鶴間和幸(編著)『黄河下流域の歴史と環境』(学習院大学東洋文化研究叢書)東方書店,2007. ISBN978-4-497-20702-9

同書に「4世紀〜10世紀の黄河下流域におけるソグド人」を寄せられた森部豊先生から拝領.
森部さんの論文は私と共同で採択されたファンドによる成果が多々盛り込まれており,共同研究者として嬉しい限り.
ありがとうございました.

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2007/03/28

抜刷

飯山 知保・井黒 忍・舩田 善之・小林隆道 2006:「北鎮訪碑行報告」『史滴』28, pp. 01-015.
塩 卓悟 2007:「唐宋代の屠殺・肉食観」『史泉』105, pp. 20-33.
舩田 善之 2007:「山東日照・諸城の元代石刻の現状」『東アジアと日本:交流と変容』4, pp. 11-20.
舩田 善之 2007:「モンゴル時代における民族接触とアイデンティティの諸相」『東アジアと日本:交流と変容:統括ワークショップ報告書』九州大学, pp. 19-29.
福島 恵 2007:「唐代的粟特人與“東亞海”交流」『中國史研究』46, pp. 65-78.
森田 憲司 2006:「系譜史料としての新出土墓誌:臨海出土墓誌群を材料として」『奈良史学』24, pp. 53-77.

いずれも遼金西夏史研究会大会にて.
皆さんありがとうございました.

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2007/03/22

旅順博物館展(今年)

2007年7月14日〜8月26日,青森県立美術館

この件は第1報を紹介していたが,先週になって主催の地元紙から「せっかく弘前大に中央アジア史の先生がいらっしゃるので」とかでご挨拶をうけ,いろいろとご質問にお答えする.
(慣れないことをしたせいか,その後数日寝込んでしまった.知恵熱か?)
逆にこちらからも,どんなモノが来るかを中心に多々お訊ねしたところ,出展される大谷旧蔵文書の数は決して多くないが,貴重なものも多数あるとのこと.出典品のリストも頂戴した.多謝.
なお,3年前の四川文明展とは異なり,今回は全国巡回はしないらしい.
従って,ご興味のある向きには,万障繰り合わせてご来青いただきたい.
といっても,青森に行くより旅順に行く方が旅費が安いかもしれないが....

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2007/03/14

影山悦子さんから

Kageyama, E. 影山悦子 2006: Coiffure et vêtement des chinoises sur la peinture d’Afrasiab. In: M. Compareti / É. de la Vaissière (eds.), Royal Naurūz in Samarkand. Proceedings of the Conference Held in Venice on the Pre-Islamic Paintings at Afrasiab, Pisa / Roma, pp. 29-41.

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2007/03/12

AA研「イスラーム写本・文書資料の総合的研究」研究会

2007年3月10日(土)14:00〜
四日市康博(九州大学)「イル=ハン朝期モンゴル命令文書初探」
羽田亨一(AA研)「ラシード・ウッディーンと"Tanksuq-name-yeIlkhan dar fonun-e `olum-e Khata'i"」

これはもう開催済み.
幸いに後期の入試担当から外れ,また発表者お二方の題材がどちらもモンゴル時代の東西文化交流に関連するということで上京・参加.
四日市さんの報告はアルダビール発現ペルシア語文書に関する分析.すでにHerrmann校訂・独訳があるとはいえ,やはり日本語訳があると大いに参考になる.今後の進展に期待.
羽田先生の Tanksuq-name の構成は庄垣内先生により研究されたウイグル文『千字文』と酷似しており,「ひょっとすると中国本草をイランにもたらしたのはウイグル人ではないか」という大ボラをコメントさせていただいてしまった.
さらに厚かましくも懇親会にも参加.オーガナイザーの近藤先生とは初対面ながら共通の知人の話題で盛り上がる.また,イスラームに無知な筆者を歓待下さった皆様に多謝.

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2007/03/10

栗生沢猛夫『タタールのくびき』

栗生沢 猛夫 2007:『タタールのくびき──ロシア史におけるモンゴル支配の研究──』東京大学出版会.

第1部でモンゴル帝国のロシア支配状況が縦横に論じられる.
特に税役制度については現在準備中の拙稿にも反映させる必要がある.

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2007/03/08

ERENにて(その2)

Kâşgarlı Mahmûd, Divanü Lugati't-Türk. Istanbul, 2005.
Orkun, H. N. 1987: Eski Türk Yazıtları. Ankara.
Tekin, T. 2004: Irk Bitig: Eski Uygurca Fal Kitabı. Ankara.
Tekin, T. 2004: Makaleler II: Tarihi Türk Yazı Dilleri. Ankara.

さすがにカーシュガリーの辞書はトルコ語訳まで出ている.
ETYはもはや研究史的な意義しかないが,しかし持ってしかるべき.
Tekin先生の2冊,Irq bitig は Harrasowitzで出版されたもののトルコ語版かもしれない.
Makaleler 第2冊には古ウイグル語に関する言語学的論文が多々収載.
第1冊は在庫が無いと言われたが,日本に戻ってネットを見るとあるではないか.これは大らかなトルコ人気質のせいか.

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2007/03/07

ERENにて(その1)

Arat, R. R. 1991: Kutadgu Bilig, I: Metin. Ankara.
Arslan, M. 1987: Kutadgu Bilig'deki Toplum ve Devlet Analayışı. Istanbul.
Barthold, V. V. 2006: Orta Asya Türk Tarihi Hakkında Dersler. Ankara.
Çoruhlu, Y. et al. (eds.), 2006: Orta Asya'dan Anadolu'ya Türk Sanatı ve Kültürü. Prof. Nejat Diyarbekirli'ye Armağan. Ankara.

イスタンブル出張中に3年ぶりに同書店を訪問.
名前を述べたところ,日頃から頻繁に注文してくる日本人だとすぐに認識してくれた(汗)
ごく短時間の「巻狩り」ではあったが,そこそこ収穫あり,別送したものが日本に届いた.
Qutadgu Bilig は Radloff版・新疆版も手許にあるが,やはりArat教授の仕事は持っていなければなるまい.
Bartholdの『中央アジア史12講』が訳本で読めるのはさすがトルコ.
最後の記念論文集はSertkaya先生からの抽印で知り得たものだが,中央アジア古代中世史関係の論文も多数載る.

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2007/03/05

世界遺産・オルホン渓谷の文化的景観

TBSのオンエア(昨夜23:30〜24:00)を視聴.
グユクが「第代皇帝」だったり
ウイグルが定住生活していたり
キョル=テギン碑文漢文面が「唐の皇帝の外交辞令」だったり
と,ナレーションの内容にはぶっとばされるところ少なくなかった.
しかし映像の美しさは十分堪能に値し,HQで録画した価値あり.
キョル=テギン碑文の突厥文字やエルデニゾーのペルシア語碑文がくっきりと写るのもすごかった.

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2007/03/04

Florilegia Altaistica

Boikova, E. V. / G. Stary 2006: (eds.) Florilegia Altaistica. Studies in Honour of Denis Sinor on the Occasion of His 90th Birthday (Asiatische Forschungen 149). Wiesbaden.

ヘルシンキ大の Rybatzki 先生からの情報.
版元HarrassowitzのサイトおよびAmazon.deで88E.
しかしこの円安ユーロ高では二の足を踏んでしまう.
買うなら新年度の予算か....

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2007/03/03

大阪・今城塚古墳

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070302-00000002-san-soci

大阪・今城塚古墳 強まる継体天皇陵説
3月2日8時0分配信 産経新聞

 真の継体(けいたい)天皇陵との説が有力な大阪府高槻市郡家新町の今城塚(いましろづか)古墳(6世紀前半)で、横穴式石室を支える巨大な石組み跡が見つかり、高槻市教育委員会が1日、発表した。宮内庁は継体天皇陵として大阪府茨木市の太田茶臼山古墳(5世紀後半)を指定しているが、今回の発見で大王クラスを埋葬する横穴式石室があったことが裏付けられ、今城塚の継体天皇陵説はさらに強くなった。
 天皇陵は宮内庁が管理するため大規模な調査が行われておらず、天皇陵クラスの墳丘の内部構造が判明したのは初めて。出自や即位の経緯に謎が多く「征服王朝説」もある継体天皇の実態に迫る第一級の資料でもある。


私は今城塚すぐ南にある某高校の出身.
当時から,日本史の先生は今城塚が継体陵だとよく話しておられた.
それを知りながら,高校の文化祭では戦隊モノの自主映画を作成し,今城塚のあちこちでロケした(戦隊モノだから爆竹とかたくさん使ったなあ)ことを思い出す.
ともあれ文化財は大事にしてほしいものだ.

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2007/03/02

第30回中央アジア学フォーラム

2007年3月31日(土)13:30〜,大阪大学文学部第一会議室

向正樹(大阪大学)「書評:From Palmyra to Zayton: Epigraphy and Iconography」
武内康則(京都大学)「契丹文字研究の現状と課題」
白玉冬(大阪大学)「サンダビル問題(サンダビルを契丹の上京に比定)」
坂尻彰宏・佐藤貴保・赤木崇敏(大阪大学)「張掖漢蔵合壁西夏黒水橋碑再考」
吉田豊(京都大学)「ベルリンの仏教ソグド語文献について:新発見資料など」

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2007/03/01

『KOTONOHA』49, 50

49号(2006.12)
竹越 孝「『至元譯語』漢語語彙索引(改訂版)」
吉池 孝一「中国周辺の漢字系文字」

50号(2007.1)
吉池 孝一「中国周辺の疑似漢字文字について」

吉池孝一先生から拝領.吉池先生ありがとうございました.
竹越先生の至元訳語索引は46号掲載のものの改訂版.
その46号を頂戴した際の記事で,あつかましくも「Ligeti / Kara (AOH 1990) との対照も」てなことを軽く書いてしまったのだが,今回はその Ligeti / Kara を使ってモンゴル語転写との対照がなされている.
万一,本ブログに反応されたものだとすると,お手数をとらせたようで申し訳ない(でもありがたい).
大いに利用しよう.

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