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2006年11月

2006/11/30

第29回中央アジア学フォーラム

2006年12月16日(土)13:30〜,大阪大学文学部第一会議室

田村健(大阪大学)「紹介:Archivum Eurasiae Medii Aevi, 14」
西村陽子(中央大学)「唐末「支謨墓誌銘」と九世紀沙陀関係史料」
影山悦子(神戸市外国語大学)「紹介:Eran ud Aneran, Studies presented to Boris Il'ich Marshak on the occasion of his 70th birthday」
山下将司(岐阜聖徳学園大学)「武威安氏の「家業」──隋唐における中国在住ソグド人の牧馬──」

案内と同時に Marshak 教授の訃報に接する.
2002年のベルリン=トゥルファン学会でほんの少しだけお目にかかったことがある.
遺された中央アジア美術研究の成果を玩味していきたいものだ.合掌.

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2006/11/29

石毛直道『麺の文化史』

講談社学術文庫1774,2006.8. ISBN4-06-159774-4.

1995年の『文化麺類学ことはじめ』の改題.
現地調査データと文献データとがしっかりと結びつけられているところに,「なんちゃってフィールドワーク」にはない奥深さを感じる(遅ればせながら)

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2006/11/28

日高敏隆・中尾正義(編)『シルクロードの水と緑はどこへ消えたか?』

昭和堂,2006.6. ISBN4-8122-0625-1

地球研叢書の第1冊.
現在の沙漠がかつては緑に覆われていたという点は,せいぜい19世紀までしか遡れない可視的景観からすると想像もつかない.
古代・中世史の再構成には環境史の成果も必要となることを痛感.

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2006/11/26

山口博『平安貴族のシルクロード』

角川選書397,2006.8, ISBN4-04-703397-9

平安文学の背景に唐王朝治下のシルクロード文化交流を読み取ろうとするもの.
諸種説話のモティーフの類似を偶然とみるか必然とみるかは難しいところだが,瞥見した限りではなかなかに興味深い.
日本文学関係者からの反応を知りたいところ.

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2006/11/24

川又正智『漢代以前のシルクロード』

雄山閣,2006.10. ISBN4-639-01945.

さきにTBを下さった武藤さんのブログで知り得たもので,詳しくはそちらを参照されたい.
雄山閣の「ユーラシア考古学選書」シリーズは,草原考古研究会メンバーで続刊が予定されているようだ.

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2006/11/23

上田裕之さんから

上田 裕之 2006:「清代雍正年間から乾隆前半の雲南における制銭鋳造の展開」『社会文化史学』48, pp. 45-70.
上田 裕之 2006:「清初各省の制銭供給政策」『史学』75-1, pp. 73-101.

抜刷を拝領.上田さんありがとうございました.

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2006/11/22

Le Fars sous la domination Mongole

Aigle, D. 2005: Le Fars sous la domination Mongole: politique et fiscalite (XIIIe-XIVe s.). Paris: Association pour l'avancement des etudes Iraniennes.

四日市さんの日記で知り得たもので,Amazon.co.jpから.

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2006/11/21

脱稿

英語論文1本をようやく書き上げる.
本来の締切りは先月末のところを2週間待ってもらうよう編集部にお願いしたのだが,結局1週間余計にかかってしまった.
それにしても,今年は諸事多端ゆえか,タイムスケジュール管理が杜撰で締切り落としが増えている.
とりあえず締切りのある仕事はこれで一段落したが,校正待ち原稿の補訂とか調査報告の類がまだまだある.
あらためて,計画的に作業を進めようと意を新たにするのだが(以下略)

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2006/11/20

中村淳先生から

中村 淳 2005:「山東霊巌寺大元国師法旨碑」『駒澤史学』64, pp. 29-43.
中村 淳 2005:「元代チベット命令文の総合的研究にむけて」『駒澤大学文学部紀要』63, pp. 35-56.

厚かましくもおねだりして抜刷を頂戴したもの.
さらに『駒澤史学』は原本も拝領できた.
中村先生,重ね重ねのご高配ありがとうございます.

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2006/11/19

パナソニック・スペシャル「チンギス・ハン」

11月18日(土)19:00〜20:54,テレビ朝日系列.
帰宅後にOAを思い出して途中から視聴.
スタッフロールではスーパーバイザーとして松川節先生のお名前を発見.
白石典之先生のアウラガ発掘風景など,玄人好みの映像も入っていたのはそれゆえか.
「草原のユビキタス帝国」というのは(これはパナの意向で松川さんの発案ではありえまい)無理があったと思うが,またまた「クビライの遺言」も出ていたし,娯楽として視るぶんにはほどほどに楽しめた.

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2006/11/18

推薦入試

本日は本務校の推薦入試.
緊急事態のため予定以外の作業も担当せざるを得ず,大いに疲れた.

ところで,推薦入試で失敗した学生は「面接で落ちた」=「人間性を否定された」と思いこんでしまい,結構落ち込むらしい.
このことを慮ると面接試験を点数化するというのは大変だ,と某先生はおおせだった.
少子化のご時世にあっても,なお学生を落とせるだけの倍率をなんとか集められているということだから,贅沢な苦労なのかもしれない.
早晩こういう苦労も昔話になってしまうのだろうか....

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2006/11/17

Die Personennamen und Titel der Mittelmongolischen Dokumente

Rybatzki, V. 2006: Die Personennamen und Titel der Mittelmongolischen Dokumente. Eine lexikalische Untersuchung. Helsinki (Wird mit Genehmigung der Humanistischen Fakultät der Universität Helsinki am 25. November 2006 um 10 Uhr im Auditorium XV zur öffentlichen Verteidigung vorgelegt).

来週の土曜の公開審査に備えての暫定公開版を著者からPDFで頂戴した.
古典期だけでなく先古典期さらにはウイグル語文献も多数引用され,その中で拙稿にもいくつか言及下さっているのは光栄.
近いうちにこのPDFがほぼそのまま出版にまわされるのだろうが,しかし総877頁だ.
出版された時の値段はいくらになるのか,今から考えても恐ろしい.
この1年間でユーロはさらに10円上がって150円台に突入している.
外為関係者の善処をお願いしたい.

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2006/11/15

『歴史はおもしろい』

福岡大学人文学部歴史学科(編著),西日本新聞社,2006. ISBN4-8167-0702-6

副題に「高校生のための歴史学入門」を冠する.大学教員にも面白く読めた.
東洋史関係では,岡田英弘先生の「漢民族絶滅説」を批判する紙屋正和「漢民族は絶滅したか」に加え,桃崎祐輔「高句麗問題と好太王の墓」・山根直生「百人の兵士,百キロの行軍」のいずれも騎馬遊牧民に言及する.

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2006/11/14

『史学雑誌』115-10, 2006

鈴木 宏節 2006:「三十姓突厥の出現」『史学雑誌』115-10, pp. 1-36.

「30姓突厥=12姓突厥(東突厥)+10姓突厥(西突厥)+5姓バスミル+3姓カルルク=突厥第二可汗国」という卓見から,遊牧部族国家の構造に迫る好編.
かつて喧伝された突厥史研究の史料的困難が克服されつつあることを感じさせる.

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2006/11/13

雪です

京都での内陸アジア史学会から弘前に戻ってきたら何と大雪.
青森空港滑走路の除雪が必要だったので15分遅れて着陸.
A0004285
左は空港から市内へ向かう山道.
予期せぬ雪のため,どのクルマも夏タイヤで,ノロノロ運転.
加えてこの場所は,工事のため1車線通行になっているのだが,その工事とはなんとロードヒーティング設置.まさにドロナワ.
どうして雪が降る前に工事を終わらせておかないのだろうか?

A0004290
こちらは浪岡市内を通過中.
降っているのはみぞれだが,路面凍結の可能性もあるのでやはりノロノロ.


雪国の冬の到来を実感する1日であった.

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2006/11/12

内陸アジア史学会にて

宇野 伸浩 2006:「ラシードッディーン『集史』第1巻「モンゴル史」の諸写本に見られる脱落」『人間環境学研究』5-1, pp. 95-113.
片山 章雄 2006:「大谷探検隊の追跡」『龍谷史壇』124, pp. 1-20.
杉山 清彦 2006:(書評)平野聡『清帝国とチベット問題』『史学雑誌』115-9, pp. 89-98.

いずれも著者より拝領.みなさんありがとうございます.

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2006/11/10

授業アンケート

学生による前期授業アンケートの「自由記述」欄が集計されて届く.
一つは「WWWシラバスが見にくい」というピントはずれの苦情.
これは全学のシステムの問題だから私に言われてもどうしようもない.
もう一つは「休講が多い」という苦情.
こちらは三菱財団の海外調査が入ったためで,すみませんというしかない.
ただし,出張前に学生に確認したところ,補講を希望した者はゼロだったから,かわりに参考文献を読んでおけと指示したのだがなあ.
いずれにせよ,私の学生時代には休講をもっけの幸いとしなかった者はいないと思うが,本当に最近の学生は授業が好きなようだ.
これで,出席するだけじゃなくて内容を理解してくれていれば言うことはないのだが.....
(匿名アンケートなので苦情をくれた学生の成績はわかりませんのです)

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2006/11/07

A Study of the History of Nestorian Christianity in China

Li Tang 2005: A Study of the History of Nestorian Christianity in China and Its Literature in Chinese: Together with a New English Translation of the Dunhuang Nestorian Documents. Frankfurt.

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2006/11/06

オロンスム文書──モンゴル高原オロンスム遺跡が語るシルクロードの東側

2006年12月2日(土),10:40~16:10
主催:横浜ユーラシア文化館
会場:ZAIM
受講料:1,000円
定員:100名

畠山禎(横浜ユーラシア文化館)「オロンスム文書と横浜ユーラシア文化館」
松川節(大谷大学)「オロンスムを訪ねて」
三宅伸一郎(大谷大学)「草原へと広がったチベット文字」
栗林均・オルギル(東北大学)「モンゴル語資料のデータベースを作る」
森安孝夫(大阪大学)「モンゴル帝国出現の世界史的意義」
白石典之(新潟大学)「チンギス・カンを救った男〜オングト族長アラクシュ・テギン・クリ」
井上治(島根県立大学)「オロンスム文書の語るもの」

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2006/11/04

保証人面談

本学では昨年から,学祭期間にあわせてゼミ学生の保証人と指導教員との個人面談をやるということになった.
不肖マツイも今年はゼミ学生1名のお父上との面談に臨んだ.
もちろん「中央アジアの歴史をやったら就職で何か役に立つのか?」という質問は想定内だったが,こちらの回答に果たして満足してもらえたかどうか.

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2006/11/02

校正終わり

某誌から依頼された書評の初校を戻してこの仕事は終わり.
私は2000字以内ということで依頼されたのだが,前後に載る予定の他評はどうみても長い.
なんだか拙評が手抜きのように思われそうだが,もはや割付も済んでいるので書き足しもできない.

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