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2006/02/01

『中国歴史研究入門』

礪波護・岸本美緒・杉山正明(編),名古屋大学出版会,2006.1.

目次はこちら.昨年末にはすでに書肆に出ていたらしい.
ただ,現在の中国領でもいわゆるチャイナ=プロパー以外の地域についての記述がごく簡単なのは否めない.
たしかに敦煌吐魯番文書研究の進展は大きく取り上げられているし,また西夏の項目が立てられたのも眼を引くが,吐蕃や楼蘭やコータンや渤海を勉強したいという学生には不十分か.
もちろん,「中国歴史」を書名とするからには致し方ないところではあり,ゼミ学生には必読書として推薦するつもり.
本来なら本書の内陸アジア史版が出て扱ってもらいたいところだが,さすがに採算がとれまいか.

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コメント

まついせんせいもご存じの、多くの優秀な若手内陸アジア史研究者の論文が紹介されないのは残念でもあります。ぜひとも「中国史」だけでなく、内陸アジア史版をお願いしたいです。

投稿: わたぬき | 2006/02/02 11:27

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