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2006/01/30

JRAS (3. s.) 15-3

Kolbas, J. 2005: Khukh Ordung, a Uighur Palace Complex of the Seventh Century. Journal of the Royal Asiatic Society (3. s.) 15-3, pp. 303-328.

大阪大学の森安先生からコピーをご恵送いただいたもの.ありがとうございました.
周知のカラバルガスン以外に,カラコルム近郊で覊縻支配時代のウイグルの遺跡が存在するという報告.
著者はモンゴル時代イランの専門家のはずで,ちょっと驚き.
いくつかテュルク語表記の誤りや,Radloff によるカラバルガスン遺跡の平面図が裏写りでコピーされているのはご愛敬か.

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コメント

自己レス.
著者は炭素分析結果によって当該遺跡を覊縻ウイグル時代とするが,その試料が1個だけなので,これだけではまともな年代比定はできず,覊縻時代とは確定できないとのこと,白石先生からご教示いただいた.
例えば木材の中心と外皮に近い部分とでは数十年から百年の差が出てくる,ということ.
考えてみればごく当然のことだが,文献研究に凝り固まっていると専門外のデータの応用がついつい安直になってしまう.文献屋として他山の石としたい,

投稿: dmatsui | 2006/02/04 00:43

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