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2005年12月

2005/12/29

原稿

東京出張の後は原稿書き2本に集中.
うち1本は大晦日の締切りだが,本日先方へ発送.これは昔のネタに関係する仕事で,頭の切り替えにひと苦労だった.
それでは皆さん良い新年をお迎え下さい.

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2005/12/19

マイクロフィルム

今日から木曜まで東京出張です.
主な仕事はペテルブルク所蔵ウイグル文書のマイクロフィルム資料の調査.
ある文書を現在準備中の論文で使う予定なのだが,手許の紙焼きではウムムという箇所がいくつかあり,せめてマイクロは再度チェックしようと思い立った次第(残念ながら現在ペテルブルクに出かける余裕はない).
何しろウイグル字か?裏面の墨の裏写りか?ゴミか?紙の破れか?という,本来なら原文書でなければできないレベルの読み直しなので,可否はあまり期待していなかったのだが,あにはからんやマイクロリーダでも結構判別できる箇所はあった.
今度科研があたったら,マイクロ全部をデュプリケイトして弘前に備えておきたいのだが,これは文庫の内規で無理らしい....

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2005/12/18

松田壽男『東西文化の交流』

講談社学術文庫,2005.11.

底本となった『松田壽男著作集』第3巻(六興出版,1987)はもちろん持っているが,来年度以降の講義で教科書として用いることも考慮しつつ購入.
通読してみて,著者の視野の広さと雄大な史観にあらためて感銘を受けた.

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2005/12/14

Les Sogdiens en Chine

É. de la Vaissière et É. Trombert (eds.). Études thématiques 17, Paris, EFEO, 2005.

一誠堂書店から購入.
内容については,今週の中央アジア学フォーラムで批評紹介される予定なので,興味のある方はぜひそちらへご参加を.

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2005/12/13

河合文化教育研究所『研究論集』第1集

河合文化教育研究所,2005.9.

王小甫(河上洋訳)「靺鞨・女真逓興論」
河上洋「『渤海人』の民族意識について」
劉浦江(河上洋訳)「遼代の渤海遺民について」

河合文化教育研究所・北京大学歴史学系が2002年3月・2003年3月に共同で主催した「日中学術討論会:アジアの歴史と近代」の報告論文集.
HPによると,討論会では榮新江先生が「唐朝における宗教状況の転換─安史の乱を境として─」という報告をされたようだが,本誌には収録されていない.これは別紙掲載のためだというが,どこだろうか.

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2005/12/11

NHKスペシャル・新シルクロード

第10集「西安 永遠の都」も予想通りのorzな内容.
途中に出てきた「デジタル・シルクロード」というのには泣けてきた.
この25年間で「シルクロード」の歴史に関する研究は世界中で長足の進歩を遂げてきたのだが,その成果は今回のシリーズには全くといってよいほど取り入れられなかったようだ.
学的水準の点で新旧の差がそれほどないとなれば,難しい歴史研究のところを「中国現代事情」に差し替えてお茶を濁す新作よりは,スタッフの思い入れや情熱を感じさせる旧作に軍配を上げたい.
ナレーションも,旧作の石坂浩二や『大黄河』の緒方拳に比べると,松平アナはやっぱり軽い.毎回『その時歴史が動いた』を見ているような気にさせられてしまった.局アナなら『文明の道』を担当した上田早苗アナの方が落ち着きがあってずっと良かっただろう.

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赤い翼・シルクロードを飛ぶ

NHKスペシャル,2005年12月10日OA.
タクラマカン沙漠,タリム河,青海をモーターパラグライダーで超低空撮影.我々が調査に行ったとしても,到底このような視界は獲得できない.美しい映像は楽しく,DVD録画するに足る内容だった.
陳腐な旅行記やCGばかりで悪評高い?新シルクロードだが,むしろこのように撮影した遺跡・景観をずっと流してくれる方がありがたいとすら感じる.
とはいえ,交河故城では,遺跡のてっぺんを蹴飛ばしながら撮影したのではないかと惧れるのだが...

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2005/12/08

抜刷

影山悦子 2001: 「ヴェッサンタラ=ジャータカの図像について」『古代文化』53-12, pp. 681-696.
影山悦子 2004: 「中国北部に居住したソグド人の石製装具浮彫」『西南アジア研究』61, pp. 67-79.
Kageyama, E. 2005: Quelques remarques sur des monuments funéraires de sogdiens en Chine. Studia Iranica 34, pp. 257-278.
Kageyama, E. 2005: Sogdians in Kucha, a Study from Archaeological and Iconographical Material. In: E. de la Vaissière / É. Trombert (eds.), Les Sogdiens en Chine, Paris, pp. 363-375.

著者より拝領.影山さん,ありがとうございました.

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2005/12/07

『KOTONOHA』35, 36

古代文字資料館(愛知県立大学)

35号(2005.10)
中村雅之「ラーシディーンの紅銭(=回文銭)について」
竹越孝「『語音飜譯』札記(中)」
吉池孝一「クビライ牛年(1277-1289)聖旨(1)のパスパ文字」

36号(2005.11)
中村雅之「ジャニ・ベグ(キプチャク汗国)の貨幣二種」
竹越孝「『語音飜譯』札記(下)」
吉池孝一「哥葛などの元代音について」

吉池孝一先生から拝領.吉池先生ありがとうございました.

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2005/12/06

赤松明彦『楼蘭王国』

中公新書,2005.

カローシュティー文書をふんだんに利用する第5章での分析,さらに王の所在地を従来の楼蘭ではなくミーラーンと推定する終章の「王はどこにいたか」がまことに興味深い.
小樽のSさん,読みましたか?

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