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2005年9月

2005/09/30

『歴史研究』

劉 浦江 2005:「再論阻卜與韃靼」『歴史研究』2005-2, pp. 28-41.
榮 新江 2005:「中國敦煌學研究與國際視野」『歴史研究』2005-4, pp. 165-175.

前者は金元石刻史料に加え,白石典之先生紹介の新出碑文もおさえており,興味深い.
先般の吐魯番学会でも,榮新江先生のご発言は常に周囲の注目を集めていた.
上掲文中の「学者に国籍はあっても学術に国籍はない」との至言も中国の関係者に広く浸透して欲しいものだ.

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2005/09/28

抜刷

足立孝 2005: 「中世初期スペイン農村史における大所領と独立農民」
『史学雑誌』114-8, pp. 81-100.

著者より拝領.足立先生ありがとうございました.

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2005/09/26

新着

M. Özyetgin, Altin Ordu, Kirim ve Kazan Sahasina Ait Yarlik ve Bitiklerin Dil ve Uslup Incelemesi. Ankara, 1996.
Mogolistan'daki Turk Anitlari Projesi 2000 Yili Calismalari. Ankara, 2002.
Mogolistan'daki Turk Anitlari Projesi 2001 Yili Calismalari. Ankara, 2003.

いずれも EREN から.
あとの2著はTIKAによる突厥関係遺跡・遺物の調査報告.
それにしてもトルコからの郵送料は高い......

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2005/09/22

抜刷

渡辺健哉 2005:「大都研究の現状と課題」『中国──社会と文化』20, pp. 520-528.

著者から拝領.渡辺さん,ありがとうございました.

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2005/09/21

『寛容の文化—ムスリム,ユダヤ人,キリスト教徒の中世スペイン』

メノカル (著),足立孝(訳),名古屋大学出版会,2005.

訳者で同僚の足立先生から頂戴したもの.
足立先生,ありがとうございました.

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2005/09/20

『回骨文契約文書(維吾爾文)』

買提熱伊木=沙依提・依斯拉菲爾=玉素甫(編),新疆人民出版社,2000.

これは烏魯木斉の新華書店で.
『内陸アジア言語の研究』20号の拙稿執筆時点では
本書の存在を知り得ず,言及できなかった.
瞥見したところでは,山田信夫『ウイグル文契約文書集成』(1993)に
その後の新発現文書を加えたエディションらしい.
細かいところでどのような修正があるか,検証せねばならない.
ちなみにタイトルの「回骨」はママです.

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2005/09/19

抜刷

本間 寛之 2003:「麹氏高昌国の中央行政機構とその官制について」『史観』149, pp. 16-32.
張 娜麗 2003:「西域発見の文字資料」『学苑』759, pp. 65-109.

吐魯番学会の折りに著者お二方から拝領していたもの.ありがとうございました.

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2005/09/17

「内陸圏・海域圏交流ネットワークとイスラム」

2005年9月23日(金)〜25日(日)

九州大学21世紀COE(人文科学)主催の国際ワークショップ.
詳しくはこちら

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2005/09/15

羅豊『胡漢之間』

文物出版社, 2004.9.

これも北京西単で購入したもの.
副題は「"絲綢之路"與西北歴史考古」.
著者は寧夏回族自治区文物考古研究所所属で,
固原のソグド人墓調査にも関係しておられたはず.
森安孝夫先生によれば,ぼちぼち入手が難しくなっているそうで
北京でたまたま入手できた私は幸運だったのだろう.

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2005/09/14

Nisus Writer Express 2.5J

Nisus 2.1.3Jがバグだらけで使えず,窮余の策の英語デモ版も先日ついに期限切れ.
どうしようかと思案していたさなか,販売元から 2.5 リリースの報せが届く.
さっそくアップデータしたところ,脚注その他実に快適.
MS Word の鈍重さとはやはり違う.
ストレスなく論文を書ける環境がようやく整ったといえようか.

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2005/09/12

抜刷

栗林 均 2005: 「『華夷訳語』と『元朝秘史』におけるモンゴル語の動詞過去形語尾 =ba/=be, =bi, =bai/=bei を表わす漢字について」『東北アジア研究』9, pp. 57-87.

栗林先生ありがとうございました.

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『西北少數民族史研究』

王希隆(編),民族出版社,2003.12.

これも北京西単の図書城で購入,120元.
編者ほか数名による論文集で「蘭州大學西北少數民族研究中心項目」とのこと.
胡小鵬「元諸王念不烈考」「元代闊端系諸王研究」に着目して購入.

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『太原隋虞弘墓』

山西省考古研究所・太原市文物考古研究所・太原市晋源區文物旅游局(編)
文物出版社,2005.8.

北京西単の図書城で購入して別送していたもの.320元.
現在日本でも展覧中の虞弘墓の詳細な発掘・研究報告.
価格だけの価値は充分にある.

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2005/09/11

『東方学』110

2005年7月.
山下将司「隋・唐初の河西ソグド人軍団」pp. 65-78.
赤木崇敏「帰義軍初期敦煌の僧俗間の序列」pp. 79-92.
「学問の思い出──窪徳忠先生を囲んで──」

出張中,自宅に届いていたもの.
山下さんの論文を森部豊さんの諸論文とあわせ読めば,北朝から五代にわたるソグド系武人勢力の姿が浮かんでくる.ソグド研究は本当に面白くなってきていると実感.
敦煌の社会構造に取り組んだ赤木さんの論文は,祈願文と世俗文書を小気味よく利用.トゥルファンのウイグル社会における僧俗関係を考える上でも大いに参考になる.(9/12: 赤木さんからは抜刷も頂戴しました.ありがとうございました)
「学問の思い出」では,窪先生が「(青森=本州最北端の)大間なんか近いですよ」とおっしゃっているのに笑わせていただいた.
大間には一度出かけたこともあるが,弘前から車で約5時間.弘前在住の私には全く近いと思えなかった.ある意味では北京やソウルの方が近いだろう.

ちなみに大間はマグロの名所だけあって,こんなモニュメントがあります.

oma-maguro

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2005/09/08

『内陸アジア史研究』と東洋文庫

昨日・今日と東京出張中です.
調べもので東洋文庫に出かけたところ,どうやら東洋文庫には『内陸アジア史研究』が無いらしい.
少なくとも,オンラインの逐次刊行物目録ではヒットしない.
閲覧室のカード目録にもない.
思いあまって初めて(笑)訪れた中央アジア研究室にも見あたらない.
もちろん,弘前の我が研究室に戻れば全冊あるわけなので困ることはないのだが....
どなたか東洋文庫での配架場所をご存じなら,後学のために御教示下さい.

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吐魯番學網

http://www.turfanological.com/

先般の国際吐魯番学会で設立が宣言された「吐魯番學研究院」が運営するサイト.
国際学会の模様をアップするスライドのせいで,トップページはかなり重たい.
ともあれ今後の発展を期待.

なお,トップページの「學術動態」からは,先般の国際吐魯番学会の報告概要を読むことができる.
面白いのは,各報告のリファレンス回数が表示される点.
ちなみに拙稿はこちら
みなさんどんどんクリックして下さい(笑)

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2005/09/07

抜刷

小沼 孝博 2005: 「イリ駐防八旗の設置について」『東方学』110, pp. 108-121.
村上 信明 2005: 「清朝前期における理藩院の人員構成」『満族史研究』4, pp. 141-162.

著者お二人から頂戴.ありがとうございました.
筑波の若手はまことに元気です.私も頑張らねば.....

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2005/09/06

帰国しました

北京で出発前に本屋を2軒しばいてから日本に戻ってきました.

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『吐魯番文書總目(日本収藏巻)』

陳國燦・劉安志(編),武漢大學出版社,2005.
北京西単の図書城で購入.
先週の吐魯番学会では,日本には入荷されているのに中国では出回っていないと仄聞していた.
この間に北京にも入荷されていたもよう.

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2005/09/05

トヨク石窟

8月29日,国際吐魯番学会のエクスカーションでトヨク石窟遺跡を訪問することができた.
13世紀前半,このトヨク石窟にはウイグル仏僧たちが「阿弥陀窟 (Abita qur) 寺院」と呼ぶ石窟寺院があった.
本Blogのタイトルもこれにちなむものなので,記念写真をアップ.


ToyoqEast

写真は東岸の石窟群.
木造のスロープは,観光客用にと昨年に設置されたものらしい.
しかし,石窟群の補修・保全は不十分で,壁画や石窟自体の状態は年々悪化している.
地震による崩落もよく起こっているとのこと.
全面的な保護は諸般の事情から難しいのだとは思うが,せめて現存しているうちに悉皆調査を行なっておいて欲しいと願わずにはいられない.

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2005/09/04

李經緯『回鶻文社會經濟文書研究』

新疆大学出版社,1996.
私はこれまでにベルリンのトゥルファン研究所の Raschmann 女史の研究室と,大英図書館の閲覧室でしか見たことが無い.日本では長らく入手できず(NACSIS Webcat でもヒットしない),昨年トゥルファン・ウルムチ・北京の方々を探しまわっても見つけられなかった.今回見つけたウルムチ南門の新華書店わきの小さな本屋も,昨年目をさらにして探して無かったはずなんだが....
残念ながら本書自体は重要な新知見を提示しているわけではないが,いうまでもなく持っていることが重要だ.

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吐魯番学会配布雑誌

『新疆文物』2005-2
「新疆亀茲石窟研究所專刊」と銘打たれています.

『吐魯番学研究』(維文版)2005-1

『新疆師範大学学報』2005-2, 2005-3


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2005/09/01

『吐魯番学研究』2004-2, 2005-1

・2004-2
李錦秀「唐開元中北庭長行坊文書考釋(上)」
李方「唐西州高昌縣館員編年考證補遺」
許偉偉「麹氏高昌王國官制考補」
耿世民「吐魯番出土古代維吾爾文獻」
楊富學「回鶻文「荀居士抄『金剛經』顯驗記」研究」
賈應逸「伯西哈爾石窟研究」
湯士華「柏孜克里克千佛洞出土漢文佛經殘片定名工作完成」
ほか

・2005-1
錢伯泉「從『高昌□善等傳供食帳』看突厥汗國分裂時期的形勢」
荒川正晴(歐陽暉譯)「唐代過所與貿易通道」
李錦秀「敦煌吐魯番地理文書與唐五代地理學」
茨黙 (P. Zieme)(桂林・楊富學譯)「佛經題跋所見回鶻佛教徒的功徳觀點」
楊富學「回鶻文佛教譬喩故事及其特色」
柳方「吐魯番新出的一件奴隷賣買文書」
ほか

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